前回、三菱電機エアコン霧ヶ峰Xシリーズの比較表の記事を紹介しましたが、やはり、我が家が欲しいのは霧ヶ峰Zシリーズ。今回は我が家がどうしてそこまで「霧ヶ峰Zシリーズ」にこだわるのか、その理由をまとめておきたいと思います。ごゆっくり見ていってください!
前回の記事はこちら↓
霧ヶ峰Zシリーズがほしい理由1 掃除(分解)しやすい
エアコン選びのポイントは人によりかなり違いがあると思います。無給水加湿や換気機能もすばらしい機能でしょう。しかし、健康とコスパにこだわる我が家にとってはお掃除がしやすいことが最重要ポイントでした。
そうなると候補は一気にしぼられますが、そこで光りかがやくのがこの霧ヶ峰の「はずせるフィルターおそうじメカ」。三菱電機の傑作と言っても過言ではないでしょう。
我が家がこれにこだわる理由は、今まで使っていた富士通ノクリアの高性能お掃除メカ付きエアコンの掃除にかなり苦しめられてきたからです。
クリーニング業者に頼むとお掃除メカがついていると一気に高くなりますし、下手すると壊されたり、現状回復できない場合もあります。自分でやろうと思っても素人にはかなり難易度が高いです。実際、破損やネジあまりなど多数経験しました。
一方、三菱電機のエアコンはプロの間でも分解がしやすいとことでも有名(ネット調べ。一部ファンが上を向いている特殊な機種は除きます)。次買うなら絶対分解しやすいエアコンにすると決めていました。
エアコン分解記事はこちら↓
動画はこちら↓
お掃除ロボが付いているエアコンを、フィンがむき出しになるまで分解することの大変さといったら。掃除だけでも大変なのに、それ以上に分解が大変ってどうなんでしょう。
その点、三菱電機は消費者目線で本当に良いものを開発してくれました。この企業精神が大好きです。
霧ヶ峰Zシリーズがほしい理由2 価格が手頃
霧ヶ峰は価格コムで他のメーカーと比べてみても前の方に表示される(安いということ)ことが多いです。「霧ヶ峰」というと高そうなブランドイメージがありましたが、意外と良心的な価格帯なんですよね。
(我が家の検索条件が霧ヶ峰に偏ってる可能性はありますが^^;)
お掃除の簡単さだけでいえばFLシリーズの方が上
実は、お掃除の簡単さに関して言えば、霧ヶ峰FLシリーズという魅力的なカテゴリーもあります。なんせFLシリーズには、お掃除ロボットがありませんから。
見てください。今どきの高性能エアコンでこんなシンプルなエアコンなんてかなり希少です!
こちらはZシリーズ。Zシリーズは「フィルターお掃除メカ」が簡単に外れせるのでまだ良い方ですが、「おそうじメカ」が付いていると、いっきに構造が複雑になるのは避けられません。
省エネ性能が高く、お掃除メカなし、しかもおしゃれな「霧ヶ峰FLシリーズ」。正直、これにしたいです。
ただし、FLシリーズは割高(2割増しくらい)
ただ、残念なことに、FLシリーズは高価なお掃除ロボットが付いてないにも関わらず割高なんですよね。Zシリーズと見比べてみても一目瞭然。
霧ヶ峰Zシリーズは高性能なのに標準的な価格
ZシリーズはFLシリーズに比べると2割くらい安い価格設定になっていることが分かります。つまり、どういうことかといいますと、
FLシリーズは見た目重視の高級路線機種です。ちょっと庶民には手を出しにくい価格設定になっています。
グッドデザイン賞を受賞してしまうエアコンなんてそうありませんから。
もちろんデザインで選ぶならがFLシリーズはかなり有力な候補に入ってくるでしょう。しかし、20万円で購入したエアコンが5年で壊れて深い傷を負っている我が家にとっては、かなりの高値の花です。今回はあきらめます。
霧ヶ峰Zシリーズがほしい理由3 電気代が安い(省エネ性能が高い)
Zシリーズのいいところは省エネ性能も高いところです。
価格コムの比較表を見ても分かりますが、省エネ性能を比較するとZシリーズはFLシリーズより評価が高いことがわかります。(省エネ性能は多段階評価だけでなく年間電気代やAPFを含めてチェックが大事!)
コスパにこだわる我が家にとっては、やはりZシリーズを選ばざるをえないというのが率直な感想です。
Rシリーズにも「はずせるフィルターおそうじメカ」が付いている
実は「はずせるフィルターおそうじメカ」が付いているシリーズが他にもあります。Rシリーズです。
ただし、Xシリーズはグンと省エネ性能が下がってしまいます。
もちろん霧ヶ峰Rシリーズは価格も安く、同じ畳数で比べると2万円くらいは安くなりますが、ランニングコストを比較するとZの方が圧勝です。
10年以上使うエアコンです。夏冬のエアコンだよりの我が家としては、後から電気代で後悔するのだけは避けたいところです。
以上が、我が家が三菱電機Zシリーズを選んだ理由となります。他にかえがありません。一択です。
エアコンの適切な畳数の求め方
高気密高断熱住宅においては、エアコンの畳数表示はオーバースペックになることが知られています。
そこで、正しいエアコンの能力を知る必要があるわけですが、そんな時に大変役立つサイトがこちら↓
ASST(電力中央研究所)のエアコン選定ツール(無料&会員登録不要)
わが家の2階はこのZシリーズ1台だけ設置する予定ですが、LDK、ロフト、和室を入れると約30畳ほどありますが、こちらのサイトの情報によると「定格出力4.0kw(14畳タイプ)」で足りるという判定が出ました。
今まで使っていたエアコンより1グレードダウンすることができ、室外機もコンパクト化、値段も安くなるのでこれは必ずおさえておきたい情報です。
霧ヶ峰Zシリーズのベストバイはこちら
以上の調査結果から我が家が選ぶベストバイがこちら!
【霧ヶ峰 Zシリーズ】MSZ-ZXV4024S 14畳
こちらが我が家の有力候補、14畳タイプのZシリーズです(型番の早見表はこちら)
【霧ヶ峰 FLシリーズ】MSZ-FL4021S 14畳
でもやっぱりGOOD賞受賞、お掃除メカなしのFLシリーズも欲しい!貯金をためて買う(型番の早見表はこちら)
意外と知られていない「エアコン購入店」の大事なポイント!
そして、エアコンを買うときに意外と知らない大事なポイントがあります。
それは、ずばり10年保証が用意されている店です!
我が家が今回霧ヶ峰を購入した理由も、5年目に購入した20万円の富士通Nocriaが5年目にしてあっさり壊れたからです。延長保証を付けなかったので修理費用が6万円かかり、泣く泣く買い替えとなりました。
今回、霧ヶ峰Zシリーズを購入するにあたり、保証が充実している店を徹底的に調べて比較してから購入しました。ぜひ、我が家のようにならないように、エアコン購入時の店選びの参考にしていただければと思います。
さいごに
以上、我が家が霧ヶ峰Zシリーズを選んだ理由についてでした!参考になりましたでしょうか?
あと、コスパにこだわるなら取り付け業者にもこだわっていただきたいので、我が家が採用したエアコン業者についても記事にしましたのでよかったら合わせてご覧ください↓ ↓ ↓
それではまた!
コメント
コメント一覧 (2件)
初めまして。エアコンを選ぶなら多段階評価は余り参考にならないですよ。あれは室内機の大きさによって指標が違うというマジックがあるので。年間電気代を参考にされた方が良いです。
私はデザイン最優先とお掃除機能不要派なのでMSZ-FLにしました。2018年モデル14畳用で10.7万円でした。
貴重なご意見ありがとうございます!画像の下に注意書きを追加させていただきました。FLシリーズ本当に三菱の傑作のエアコンだと思います(庶民でも手が届く範囲ならば)。我が家は予算とコスパを優先してZを買いましたが、その価格でもうちょっと性能がよければFL買ってたかもしれません。いずれにしてもいろいろ調べて現時点では三菱一択は変わりありません。