こんにちは!
今回はコダテルから公開されていたお題「勾配天井の電気代は高い?お手入れは?」のアンサー記事になります。
お題は平屋ということなので2建リビングとはちょっと条件が異なるかもしれませんが、どこかヒントになるかもしれませんので回答していきたいと思います。それでは、ごゆっくり見ていってください。
コダテルからのお題
「勾配天井の電気代は高い?お手入れは?」
現在、HMの方と間取りの打ち合わせ真っ最中です。LDK20畳、32坪の平屋を検討しており私としてはLDKに勾配天井を採用したいと思っているのですが冷暖房が効きにくく電気代がグッと上がりますし掃除がなかなか大変ですよと言われ躊躇しています。是非、勾配天井を採用した方の電気代事情、お掃除事情をお聞かせ頂けたらと思います。
コダテル公式ツイッターより
【家づくり相談室「コタエル」へ質問が届きました!】
— 施主ブロガーによる【戸建てブログ】コダテル公式 (@kodate_ru) June 30, 2022
質問者: みみおさん
現在、HMの方と間取りの打ち合わせ真っ最中です。LDK20畳、32坪の平屋を検討しており私としてはLDKに勾配天井を採用したいと思っているのですが冷暖房が効きにくく電気代がグッと上がりますし掃除がなかなか大変ですよと言わ
勾配天井はエアコンの効きが悪く電気代が高いは本当?
「勾配天井にすると空間が広がるので、その分エアコンの効きが悪くなり、結果電気代が上がるよ」というのはよく聞きますし、納得できる部分でもあります。
ただ、実際住んでみると、言われるほどそうでもないという感じ。
勾配天井はエアコンの効きが悪い?
実際住んでみると、エアコンを付けると夏はすぐに涼しくなるし、冬はすぐに暖かくなります。
今まで住んできたどの家より広いのに、エアコンの効きは今がだんとつ良いのです。
理由は部屋全体の効きは悪いのかもしれませんが、エアコンのパワーが強力なので体感温度はすぐに效果があると感じています。エアコンが部屋の中央にあるのでその影響も大きいと思っています。
勾配天井はエアコンの電気代が高い?
我が家の場合、賃貸時代に比べると家全体の面積は2倍以上、電気代は1.5倍ほどアップしています。
勾配天井にしたことで、いくら上がったかを証明するのは難しいのですが、勾配天井の空間の広さ、家の全体の広さの増分、テレワークによる滞在時間の増加を考えると、これくらいの差額は妥当ではないかという印象です。
梅雨時期6月のエアコン代
参考までにこちらは、6月の勾配天井がある2階リビングのエアコンの電気代と電力量です。
我が家は南国エリアで高温多湿な気候なので6月でも毎日のように付けていましたが、その場合で2,980円、110.4kWhとなりました。(1kWh27円で計算)
(最近エアコンを変えたので、今後データが取れたら追記したいと思います)
我が家の環境について
我が家のエアコン環境についても書いておきたいと思います。
↑上の間取りの2階リビングが14畳で、これに左の和室6畳を足して合計20畳がメインの生活空間となります。
エアコンの位置はだいたい中央付近。奥の和室の戸がしまっていますが、普段は開けっ放しです。
エアコンは霧ヶ峰の4.0kw
エアコンは霧ヶ峰のZシリーズ4.0kwを採用しました。消費電力が低い省エネエアコンです。
2階のエアコンはこれ1台だけなので、実際には子供部屋やロフトなど30畳をこれ1台でカバーしていることになります。
エアコンはメーカーやサイズや能力をかなり調べてこれに決めました。その時の記事はこちら↓
断熱材は発泡断熱材「アイシネン」
断熱材は発泡断熱材の「アイシネン」を採用しています。
設計当時、建築士さんから
勾配天井にするなら屋根断熱材はいいものを
ということで、当時性能が良いといわれた断熱材にアップグレードしました。財布には優しくないです。
家とエアコンの性能アップと電気代
家の性能アップと電気代
賃貸時代にくらべて大きく違う点が一つあります。
いったん温度が一定になると、その温度を維持し続けるようになったことです。夏は一度涼しくなると暑くなりにくく、冬は温まると寒くなりにくいといった具合です。
真冬の就寝時に頭や鼻頭が凍ることもなくなりました。(どんな家^^;)
これは、高気密高断熱のおかげだと思いますが、エアコンを低い設定でも家が快適なので、この效果による電気代の影響は大きいと感じています。
エアコンの性能アップと電気代
賃貸のエアコンに比べると今のエアコンはかなりパワーアップしました。にも関わらず消費電力はそんなに変わらなかったりするから驚きです。
なので、勾配天井によるデメリットよりも、家の性能とエアコンの性能アップのメリットの方が電気代には大きくプラスにはたらいていると感じます。これは体感的にも電気代的にも実感できていることです。
※もちろん、これは我が家の場合であって、家の仕様や間取り、窓の配置、エアコンの性能などによって大きく異なると思います
生活の質が賃貸時代と別次元です・・・
結論、電気代で勾配天井はやめるのはもったいない
以上から、電気代が上がるから勾配天井はやめるというのはちょっともったいないな~というのが正直な感想です。勾配天井の開放感は生活空間を一変してくれますし、後から付けたくても付けれるものではないので…。
屋根の断熱、適切な間取り、適切なエアコンを取り入れれば、電気代を抑えながら快適な勾配天井を手に入れられるはず!というのが我が家の結論です。
なぜなら、我が家の2階リビングはめちゃくちゃ快適だから、電気代も許与範囲内
勾配天井のお手入れについては、引き続き次の記事でご紹介したいと思います。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。それではまた!
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