アメリカンスイッチって高いイメージありますよね。我が家もそう思っていました。
実際のところはどうなのか?今回は、我が家が採用したCOOPER(EATON)社製アメリカンスイッチにかかった総額をご紹介します。それでは、ごゆっくり見ていってください。
アメリカンスイッチは本当に高いのか?
価格の差を知るために、まずはアメリカンスイッチの原価と日本のスイッチの原価がどれくらい違うか調べてみたと思います。
基本のアメリカンスイッチの場合
一番シンプルなスイッチで比較するとこんな感じ↓日本のスイッチは一般的な東芝のワイドアイシリーズを選びました。
これを見ると、1個あたり倍くらい違うことが分かります。日本のスイッチの価格相場がかなり良心的すぎる気もしますが^^;。では、4連だとどうなるでしょうか?
4連のアメリカンスイッチ
4連の場合のスイッチを比較したのがこちら↓
4連では倍以上になりました。やはり、アメリカンスイッチはやはり高いのか・・・
アメリカンスイッチのホタルスイッチ
最後にホタルスイッチも比較してみました。
ホタルスイッチはアメリカンスイッチかなり高いですね。たくさん採用すると予算オーバーしちゃうかもしれません。
あと、スイッチのプレートはほぼ同じ値段なのも分かってきました。スイッチ本体が高いということですね。
これからすると、原価的にはアメリカンスイッチにすると2倍ちょっとかかるということが分かってきました。
総額の差額はいくら?
ここで、我が家のアメリカンスイッチの総額を確認しておきたいと思います。購入した商品を一覧にしてみました。
イメージ | 品名 | 値段 | 個数 | 合計 |
---|---|---|---|---|
スイッチプレート1穴 | 275円 | 6個 | 1,650円 | |
スイッチプレート2穴 | 440円 | 6個 | 2,640円 | |
スイッチプレート3穴 | 550円 | 1個 | 550円 | |
スイッチプレート4穴 | 770円 | 2個 | 1,540円 | |
片切スイッチ(COOPER社製) | 500円 | 12個 | 6,000円 | |
3路スイッチ(COOPER社製) | 900円 | 12個 | 10,800円 | |
3路ホタルスイッチ(COOPER社製) | 2,300円 | 3個 | 6,900円 |
総額にすると30,080円(税込み)となりました。
ということは、我が家の場合、日本の一般的なスイッチにしていたら15,000円くらい安くなっていたってことになりそうです。
これ以外にかかる費用
これ以外にかかる費用としては、以下のものが挙げられます。
- 壁に埋め込むボックス代
- 工賃
- マージン(調達費用などごにょごにょ費)
- 保証費用
このあたりはハウスメーカーのさじ加減しだいになりそうですが、ハウスメーカーの考え方や実績によっても大きく変わってきそうですよね。そもそも断られる可能性もあるのでやはり契約前の確認は重要になってきます。
我が家の場合は、ボックス代、工賃の差額はありませんでした。電気屋さんの実績があったのもあるかもしれません。(念のため、我が家は分離発注方式で建てたのでマージンはありません)
結論
というわけで結論としては以下になります。
- アメリカンスイッチは部品代は2倍するけど、1つ1つの金額が小さいので総額の差額はそれほどでもない
- アメリカンスイッチが高くなるのは部品代よりもハウスメーカーの事情の影響が大きい
※もちろん、標準仕様のグレードによってはむしろ下がる可能性もあります
予算的に全部は難しい場合は、リビングや玄関など目に着くところだけアメリカンスイッチにするのもありかもしれません。実際に我が家もトイレやお風呂など一部分は一般的なスイッチを採用しています。
パナソニックもアメリカンスイッチを販売している
アメリカ製だからという理由で断られた場合はまだ可能性があります。
パナソニックもアメリカンスイッチ(タンブラスイッチ)を販売しているので、これならハウスメーカーの敷居も下がる可能性があります。
我が家が建てた時はパナのアメリカンスイッチはなかったんですよね。これが発売された時は驚きました
さいごに
以上、我が家が採用したアメリカンスイッチの総額のご紹介でした。
意外と高いと思われがちなアメリカンスイッチですが、1つ1つの材料は安いので予算だけで諦めるのはもったいないと思いました。食洗機やカップボードのオプションに比べたらなんとカワイイこと。営業マンに高いと言われても、見積もってみたら意外と安かった!なんてこともあるかもしれないですね。
参考になれば幸いです。それではまた!
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