今年もエアコン掃除の季節がやってきました。我が家のエアコン掃除は、家庭にある散水シャワーヘッド付きホースリールを使ってじゃぶじゃぶ水を流す方法です。
いろいろと試行錯誤を重ねて我が家がたどりついたエアコン掃除風景を、失敗談もふまえてご紹介したいと思います。それでは行ってみましょう!
この記事は、おすすめのエアコン掃除グッズや洗剤の準備編になります。実際のお掃除の記事はこちらになります↓
今回使用する家庭用散水シャワーヘッド付きホースリール
どこにでも売っている家庭用のシャワーヘッド付きのホースリールです。ただ、ヘッドだけ交換してあります。ホースが細いタイプも家にあるのですが、個人的にはこちらの普通サイズの方が水圧や水量が大きくおすすめです。
シャワーヘッド部分に水流調節機能が付いています。これが地味に非常にエアコンに水をかける時に役立ちます。
エアコン掃除に必要なもの
我が家のエアコン掃除に使うアイテムになります。
洗剤
- エアコンのファン用洗剤
- エアコンのフィン用洗剤
- マジックリン
お掃除グッズ
- 台所用スポンジ
- ハンディモップ(ダイソー)
- 歯ブラシ
- 洗面器
- 散水ホース
- バケツ
養生材
- エアコン掃除用カバー
- タオル
- 養生テープ+ビニール袋(マスカーテープ)
- レジャーシート(1.8m✕1.8m)
保護アイテム
- 手袋
- ゴーグル
- マスク
エアコン洗剤について
フィン用のエアコン洗剤
フィンはエアコン上部のフィルターの下にあるアルミ素材の部分です。
そして、お店で買えるエアコン掃除スプレーはほぼ全てフィン専用です。もこもこ泡が立たないタイプで吹きかけて終わりという洗剤です。汚水はドレンホースから排水されるので、洗い流しは不要となっているのですが、今回はこの洗剤も水でじゃぶじゃぶ洗い流したいと思います。
裏面の注意書きで重要そうなポイントはこちら。
- エアコン1台につき1本使い切る
- 自動お掃除機能付きエアコンにも使用できる
- 使用できないエアコンのタイプがある(天井吊りタイプ、窓取り付けタイプなど)
ファン用の洗剤
ファンはエアコン下部の送風口から見えるくるくる回っている部分です。
このファン用の洗剤「くうきれい」はもこもこするタイプで、汚れを浮かして(溶かして)水でしっかり洗い流す洗剤です。実は、ファン用のエアコン洗剤は商品数が少なく、あってもプロ向けの商品がほとんどでスーパーや薬局ではほぼ手に入りません。豊富な品揃えのホームセンターの片隅にちょこんと置いてあるかないかくらいです。
我が家はさんざん探してホームセンターでやっとみつけましたが。時間があるならネットの方が安くて早くて断然おすすめです。Amazonが一番安かったのでそちらのリンクを貼っておきます。
ご注意「くうきれい」はファン用とフィン用があります。この商品はファン用です。
エアコン掃除で使えない洗剤
エアコンのフィンにアルカリ洗剤はNG
エアコンのフィンはアルミでできているので、アルカリ性の洗剤を使うと劣化の原因につながります。エアコンのフィン用の洗剤は低価格で簡単に手に入るのでそちらがおすすめです。
エアコン本体に塩素系洗剤はNG
カビがいっぱいだとカビ取りハイターでエアコン本体を掃除をしたいところですが、エアコンの風が塩素の香りになることがあるのでやめておくことを強くおすすめします。本体から外したパーツなど水でしっかり洗い落とせるなら問題ないと思いますが、その場合も使える素材かチェックが必要です。
エアコン掃除グッズをダイソーで購入
全体的に掃除するスポンジ
ファン周辺全体を洗うスポンジです。細かい部分もスポンジで洗おうと思い小さいスポンジを用意しました。汚れは簡単に取れるので普通のでいいと思います。メラミンや研磨剤があるタイプは強くこすると傷が付く可能性があるので注意が必要です。
細部を掃除する歯ブラシ
隙間や細かい部分を洗うようのブラシです。ファンだけじゃなく、細かいパーツを洗うのにも役立ちます。エアコンのパーツの形状によっても変わってくると思います。ダイソーはいろいろありすぎて迷うほど。
ファンの奥まで掃除する柄のついたモップ
ファンの奥を掃除するアイテム。掃除する時に気がつく忘れやすいアイテムです。やや毛量が少ないのですが、ファンの奥はかなり狭いので逆にこれくらいの方が良いです。使い捨てで使えるのもいいですね。これが100円で手にはいるなんてほんとすごい。
いろいろ試した結果
いろいろ買いましたが、かなり役立ったのに◎、あったほうが良いに○、使わなかったのに△を付けました。
実は、ファン用の洗剤が強力でほとんどのカビや汚れが水で洗い流したら取れてしまいました。なので、今回は△のブラシの出番はありませんでした。ただ、ファンを掃除する時に適したブラシがないと手間取るので保険でいろいろなタイプのブラシはあっても良いと思います。
エアコン掃除の養生アイテム
養生材はエアコンクリーニング用のカバー、マスカーテープ、タオルが必要です。マスカーテープは布テープとビニール袋でも代用できます。ただ、エアコンクリーニングカバーは既製品がおすすめです。ビニール袋で作る方法がネットで紹介されていまずが、破れたり水が違うところから出たりと、失敗した時が悲惨なことになります。(我が家も経験あり)
エアコンクリーニング用のカバーは、こんな感じでゴムのしばりが付いていて、エアコンのすきまにしっかり入り込んで固定できます。壁からの水漏れを防ぐ対策もできるのでおすすめです。我が家は、Amazonで1,000円台で買って今年で4回目です。安くて何度も使えるので買っておいて損はないと思います。
エアコン掃除の汚水の問題
エアコン掃除は、掃除する時に出る汚水の扱いも考える必要があります。排水が直接できない場合は、バケツに一度貯めて洗面所などから捨てる必要があります。大量に水を流す場合は、あふれたり、何度も捨てに行ったりこぼれたりと大変です。
そこで、今年は作ってみました。その名も「排水ホース付きバケツ君」!これで、じゃんじゃんじゃぶじゃぶ思い存分水を流したいと思います。
セッティングするとこんな感じになります。こちらのバケツの製作風景を記事にしましたので、よかったら参考にしてください↓
まとめ
というわけで、今回は家庭用の散水シャワーでエアコン掃除の準備編でした。次回は、お掃除ロボット付きエアコンFUJITSU nocria(富士通ノクリア)を実際に掃除していきたいと思います。今年はトラブル無く終わるでしょうか?それではまた!
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