壁紙選びは楽しいですよね!ただ、こだわりだしたらキリがないので沼におちいります。
今回は、そんな沼に落ちた我が家がいろいろと知った壁紙の基礎知識をご紹介したいと思います。それでは、ごゆっくりと見ていってください。
壁紙メーカー
- サンゲツ http://www.sangetsu.co.jp/catalog/wall/
- リリカラ http://www.lilycolor.co.jp/interior/catalog/
- シンコール https://www.sincol.co.jp/products/wallcvr.html
- 東リ http://www.toli.co.jp/product_wall/
- ルノン https://ssl.runon.co.jp/
- トキワ https://www.tokiwa.net/
- 川島織物セルコン http://www.kawashimaselkon.co.jp/products/interior/wall/
ほとんどのハウスメーカーで、サンゲツ、リリカラ、シンコールが標準仕様になっていることが多いのではないでしょうか。
特にサンゲツは国内シェアトップで品揃えが半端なく多いです。大規模ショールームもあり他のメーカーを一歩リードしていますね。
我が家は、サンゲツ、リリカラ、シンコールから選びました。
カタログのグレード
壁紙は1,000番台とスタンダード品に分かれています。
1000番台 | 単価1000円くらいのものを集めたカタログ、種類が多くスタンダード品よりも厚くて丈夫、いろいろな機能をもった壁紙もある |
スタンダード品 | 単価が500円くらいのものを集めたカタログ、賃貸に多い。デザイン性や質が1000番台に比べると劣る |
「1000番台」のカタログは、見た目、素材ともにクオリティが高く選ぶのに何時間、いや何日あっても足りないほど。
ローコストハウス系だと、基本は「スタンダード品」で、数カ所「1000番台」というハウスメーカーもありました。自由に「1000番台」のカタログが選べるか、ハウスメーカー選定の際にぜひチェックをおすすめします。
我が家は、ゼロキューブの時は、天井だけスタンダード品で、その他は差額なしで1000番台が選べました。
壁紙の価格の単位
- m単価・・・1m×約90cmの価格。クロスのロールが90cm幅を基本にしているため、m単位で買いたい場合に用いる。
- ㎡単価・・・1m×1mの価格
壁紙の販売単価が2種類ありました。m単価は少し1辺が短いことになります。
壁紙の素材
- ビニルクロス・・・ポリ塩化ビニル
- 布クロス・・・自然の繊維
- 紙クロス・・・紙
壁紙の素材は、ビニルクロス製のものが多いようです。ビニルと言っても手触りや凹凸や機能は商品によってかなり違いがありますので、実際に手にとって触ってみるのがおすすめです。
壁紙とシックハウス症候群
室内の空気汚染による健康障害をシックハウス症候群といいます。
壁紙の材料でもある塩化ビニルもホルムアルデヒドの原因となることがあります。ただし、壁紙だけでなくさまざまな素材に含まれるので、家全体で対策する必要があります。
ホルムアルデヒドとは
ホルムアルデヒドは、酸化メチレン・メタナールとも呼ばれる有機化合物のこと。接着剤、塗料、防腐剤に多く含まれます。無職で独特の刺激臭があります。
ホルムアルデヒドを水に溶かして約40%の水溶液にしたものがホルマリン。ホルマリン漬けからも想像できるように、ホルムアルデヒドは防腐剤としての性能を持ち合わせています。
シックハウス症候群の症状
- 目がチカチカする
- 鼻水
- のどの乾燥
- 吐き気
- 頭痛
- 湿疹
- など人によってさまざま
主なシックハウス症候群の原因
- 建材(主に合板の製品)
- 壁紙から発せられる化学物質
- じゅうたん、カーテン、家具から発せられる化学物質
- 毛署品、タバコ、スプレー、防虫剤から発せられる化学物質
- 石油ストーブやガスストーブから発せられる一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物など
- 塗料に使われているシンナー等の溶剤
- ダニ、カビ
- ハウスダスト
- アレルギー
- ストレスなど
壁紙のホルムアルデヒド等級表示
2003年3月21日の壁紙の日本工業規格(JIS)改正によって、ホルムアルデヒド等級の表示が義務付けられています。
☆☆☆☆(Fフォースター)は、ホルムアルデヒド等級の最上位規格を示すマークです。サンプルの裏などにも記載されています。
- F☆☆☆☆・・・表示されている建材や内装材だけが、建築基準法によって使用量が制限されない
- F☆☆☆、F☆☆・・・になると条件付きの使用や使用量の制限があり
- F☆・・・内装材としての使用は禁止されている
ホルムアルデヒドのニオイは、壁紙のサンプルで体感することができます。検証記事↓
壁紙無料サンプルお取り寄せページリンク集
ショールームにいくと、壁紙の無料サンプルをもらうことができますが、インターネットでもお取り寄せすることができるメーカーもあります。壁紙選びに迷った時は、実物のサンプルで確認するのがおすすめです。
まとめ
とても身近な壁紙。何十年と付き合うことになるかもしれないものなので、壁紙のことを十分に知って、後悔のない壁紙が選びたいですね!
この記事が一つでも参考になれば幸いです。それではまた!
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