今回は、我が家が採用した「オープンシステム(CM分離発注方式)」で家を建てるのに実際にどれくらいかかったのかをご紹介したいと思います。ごゆっくりと見ていってください。
オープンシステム(CM分離発注形式)のおさらい
「オープンシステム」は、株式会社イエヒトの創設者である山中省吾氏が考案した建築手法で、同社の登録商標でもあります。
CM分離発注方式をベースに独自の仕組みを追加することによって、素人の施主でも手軽にCM分離発注方式を利用して家づくりができるようになりました。現在では全国で100社を超える建築業者がオープンシステムを提供しています。
我が家はこのオープンシステムを採用して家を建てました。
→イエヒトの公式サイトはこちら
→オープンシステムを採用している建築事務所検索はこちら
オープンシステム(分離発注方式)の記録
我が家の家づくりの記録がこちら。
日付 | 内容 | |
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6/28 | 初めての一級建築士事務所訪問 | リンク |
7/11 | 第2回打ち合わせ、希望イメージを伝える | リンク |
7/18 | 第3回打ち合わせ、住宅ローンと基本設計 | リンク |
7/27 | 第4回打ち合わせ、土地道路問題の共有と基本設計の続き | リンク |
≀ | 土地トラブルで一時中断 | リンク |
10/24 | 第5回打ち合わせ、間取り打ち合わせ | リンク |
10/31 | 第6回打ち合わせ、間取り打ち合わせ | リンク |
11/14 | 第7回打ち合わせ、基本の間取りが完成、仕様(窓) | リンク |
12/6 | 第8回打ち合わせ、間取り修正、仕様(外壁、屋根) | リンク |
12/12 | 第9回打ち合わせ、間取り修正、仕様(外壁、屋根、水回り)←ここで契約 | リンク |
12/26 | 第10回打ち合わせ、間取り修正、住宅ローン | リンク |
1/9 | 第11回打ち合わせ、仕様(窓)、許可申請 | リンク |
1/16 | 第12回打ち合わせ、仕様(壁紙、外壁、軒、床、階段)、許可申請 | リンク |
2/13 | 第13回打ち合わせ、間取り修正、許可申請、地鎮祭 | リンク |
3/11 | 第14回打ち合わせ、業者選定 | リンク |
3/12 | 地鎮祭 | リンク |
3/23 | 基礎工事 | リンク |
3/24 | 第15回打ち合わせ、見積もり、業者契約会準備 | リンク |
3/26 | 第16回業者契約会←最後の事務所 | リンク |
4/12 | 上棟 | リンク |
7/25 | 完成 | リンク |
これを見ると、建築士さんと開始してから約1年で家が完成していることが分かります。ただ、途中で3か月中断があったので、実質は9か月間になります。内訳は、打ち合わせ期間が約6か月間、着工から完成までが約4か月間となっています。時間的にもこれくらいだったら一般的な範囲と言えるのではないかなと思います。
ただ、分離発注の場合、業者契約会や細かい仕様の選定は増えるので、施主の持ち帰りの宿題の量は多いと感じました。その分、打ち合わせ回数も多くなると思います。また、我が家の場合は、建築士さんと開始するまで(ゼロキューブ時代)にいろいろ下調べ期間もあったので、それがなければ実際はもう少し増えたかもしれません。
結論
これらをふまえると、オープンシステム(CM分離発注方式)だからといって、ハウスメーカーの何倍も時間がかかる訳ではないということがお分かりいただけたかと思います。ただ、作業量としては同じ仕様で比べるとやはり分離発注方式の方が多いのは確かです。
家づくり期間に影響を与える要因は、施主の家づくりに取れる時間や、施主のこだわりの度合いも大きいと思います。オープンシステムを検討する際は、これらを含めて検討する必要があると思います。
まとめ
以上、我が家が採用したオープンシステム(CM分離発注方式)の家づくりの時間についてのご紹介でした。ご参考になれば幸いです。それではまた!
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