「ローコストハウス5年目検証」は、ローコストハウスを建てて5年目の視点から実際のところどうだったか振り返る検証シリーズです。今回は、第5段「ローコストハウスの玄関の広さはどれくらいがよいのか?」について、実際に我が家の実例を交えてご紹介します。
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この記事は、我が家のバイブル「500万円で家を建てる!」を一部参考にさせていただいています。書籍の紹介記事はこちら↓
玄関だけは広い家
我が家の玄関は5畳程度あります。ローコストハウスの無駄のない間取りからすると矛盾しているといわてもおかしくないです。ですが、今となってはこの広さにして正解だったと感じることがよくあります。その理由をご紹介していきたいと思います。
ちなみに、我が家の玄関がこの広さになった理由は、階段や部屋の配置上こうするのが最善と判断したためです。階段の位置がもう少し手前だったら1畳くらい狭くなっていたかもしれません。
家に入ったときの印象がUP↑
この広さにしてよかったと思う一番の理由は、家に帰ってきたときの印象です。
家に帰ってドアを開けたときに、明るくて開放感がある玄関が出迎えてくれるのはとても気分が良いものです。玄関は毎日目にするところなので、この蓄積は大きいと感じています。
お客さんが来たときの反応も上々です
玄関で人が渋滞しない
アパート時代、狭い玄関に人が集まると縦一列になってしまう現象が発生していました。この広さくらいあるとゆったりとお出迎え、お見送りができます。
2階リビングだと階段で渋滞が発生してしまうことがもよくあります。その時に玄関が広いと安心感があります。宅配便などの業者が来る時もある程度の広さがあるとスムーズです。緊急時も效果を発揮してくれることでしょう。
玄関は意外と物が多い
玄関に宅配物などをおきたいことがある
また、大きな宅配物など、一人では運べないようなモノが届いた時に一時的に玄関に置いておきたいこともあります。
こういうのとか、
こういうのですね。玄関に置くスペースがあればこういう時に非常に助かります。
玄関にゴミを置いておきたいことがある
ゴミの時も同じことがいえます。ゴミが大量に出ると玄関あたりに置きたくなることがあります。そういう時も玄関のゆとりは役立っています。
土間も置きたいものが増えてくる
長年住んでいると土間部分にもモノが増えてきます。我が家の場合、キックボード、レジャーグッズ、メンテナンス関連、家庭菜園関係などです。
また、台風が来る地方あるあるですが、飛んでいきそうなものを家の中にしまいたいことがあります。自転車や鉢などですね。
これらが入る大きさがあるとこういう時重宝しています。
玄関で作業ができる
2階リビングだと、玄関に作業スペースがあると役立つことがあります。我が家の場合、ダンボールの解体やゴミの梱包をよくここでやっています。家庭菜園で収穫した野菜の一時置き場にもなっていたり。
玄関を広くしたことのデメリット
- 1階の他の部屋が狭くなる
- 掃除面積が増える
- 工事費がやや上がる
玄関を広くしたことのデメリットももちろんあります。
1階の他の部屋が狭くなる
これは言うまでもないですが、我が家の場合収納スペース(納戸)が削られました。
掃除面積が増える
これは土間部分の話ですが、アパートの頃の狭い玄関にくらべると、それなりにしっかりと掃除する必要がでてきます。2畳なのでそこまで大したことではないですが、タイルだと汚れが目立つこともあるので掃除の頻度は増えると思っておいた方がよいかもしれません。
工事費がやや上がる
我が家の場合、玄関タイルがたくさん必要でした。施主支給できたのでそこまで増額になりませんでしたが、業者にすべて委託する場合はそのへんも計算に入れておくと良いと思います。
まとめ
以上、ローコストハウスの玄関の広さはどれくらいがよいのか?について我が家が5年生活してきて分かったこと、感じたことのご紹介でした。
一戸建ての玄関の最適な広さはご家庭によってかなり異なると思います。我が家の場合、今の広さでちょっと余裕がある感じでちょうどよいです。そして、広めの玄関にしたことで家全体の印象が良くなるのは我が家にとっては大きなメリットとなっています。
以上、参考になれば幸いです。それではまた。
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