「ローコストハウス5年目検証」は、ローコストハウスを建てて5年目の視点から実際のところどうだったか振り返る検証シリーズです。今回は、第3段「屋根の形は関係ある?」について、実際に我が家の実例を交えてご紹介します。
おすすめのローコストハウス本
この記事は、我が家のバイブル「500万円で家を建てる!」を一部参考にさせていただいています。書籍の紹介記事はこちら↓

ローコストハウスは「片流れ屋根」がおすすめ?

こちらは、一般的な屋根の形の種類。この屋根の形状がシンプルなほど安くできると言われています。

「片流れ屋根→切り妻屋根→寄せ棟屋根」の順で安いということですね。
これは↑で紹介した「500万円で家を建てる!」や、いろいろなサイトでも紹介されている有名なお話です。
ゼロキューブも片流れ屋根でした。
片流れ屋根だからいくら安いかは単純な話ではなかった
ただ、片流れ屋根にしたらどれくらい安くできるかというと、これが単純な話ではありませんでした。

片流れ屋根は外壁の面積が増えたり、

ソーラーを載せるなら片流れ屋根は発電コスト的にメリットがあったり、

傾斜角度によってもコストが変わったりするからです。(建築士さんとの会話より)
我が家は見た目優先で「切り妻屋根」
我が家は北欧風の家にしたかったので「切り妻屋根」が希望でした。
我が家の場合、屋根の傾斜も普通でしたし、ソーラーにする予定もなかったので「切り妻屋根」にしたところで、増額は大したことがないということでした。(そもそも家が小さいので影響があったとしても微量ということかと)
というわけで・・・

見た目を優先して「切り妻屋根」に決定しました。

これで北欧風屋根が手に入る!
屋根の形よりも屋根材の影響が大きい


コスト的には、屋根の形よりも屋根材の方が影響が大きいということでした。瓦など重たい屋根材は家全体への影響もあります。
そこで、我が家は「スーパーオークリッジ」という商品を採用することに。
この商品は輸入品なのですが、写真のとおり薄くて軽いわりに耐用年数があり、見た目もおしゃれという我が家にぴったりな屋根材です。



ゼロキューブの標準仕様がこれだったんですよね
採用した当時の記事はこちら↓


まとめ


そして、完成した屋根がこちら。無事、ローコストハウスでも理想の北欧風デザインにすることができました。
片流れ屋根にしておけばもう少し安くできていたのかもしれませんが、今となっては見た目を妥協せず北欧風デザイン(切り妻屋根)にこだわって良かったと思っています。
以上、参考になれば幸いです。それではまた。
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