今回も引き続きWEB内覧会・ロフト編です。今回はロフトの暑さ対策についてご紹介したいと思います。前回の記事はこちら↓
ロフトといえば灼熱サウナ!?
ロフトといえば灼熱サウナ・・・そんなイメージはないでしょうか?
実家がまさにそれで、
真夏はいつも銭湯のサウナもビックリするくらい汗が吹き出す灼熱空間でした。
原因は明らかで、天井の断熱対策がまったくなされていなかったからです。
開口部が狭く、窓がないほぼ密閉空間で、
天井は触れないほどあっつあつの状態でした。
当時の技術では対処できなかったのでしょうか・・・
今はそんなロフトはなくなっていることを祈るばかりです。
ロフトは空気の流れと断熱材で対策!
実家の失敗をもとに今回は万全の対策をとりました。
空気の流れ対策① 密閉空間にしない
間取りはとにかく開口を広くしました。
というかリビングとの仕切りは一切ありません。
これだけ開いていれば空気も循環するはず!
空気の流れ対策② 空気循環システム
ロフトには空気循環のダクトを設置しました。
暖かい空気は一番高いところに集まりますので、これを冷えた床下に一気に送り込んでやります。
この空気循環のダクトは施主支給しました。
三菱のカウンターアローファンという商品で、
我が家は、高級な空気循環システムはないのですが、
これで空気を1階の床下まで送れるようにしました。
これを、建築士さんに施主支給したいと言った時はかなり引かれました^^;
空気の流れ対策③ 窓
ロフトは風通しが良いことも重要ですので、
安全面を配慮して可能な限り大きめのサイズの窓を設置しました。
脱出時を考えて取り外しやすい引違い窓を選びました。
ここから脱出する時は大災害レベルでしょうが・・・。
断熱材
ロフトは2階リビングの上の最上階部分。
断熱材の暑さも限界があるので、断熱材選びが非常に重要になってきます。
そこで断熱材は建築士さんおすすめのアイシネンを採用しました。
アイシネン、正直安くないです。
しかし、暑いロフトは光熱費にも影響してきますので、基本性能部分はお金をかけることに!!頼むぞ!アイシネン!!
アイシネンの施行時の記事はこちら↓
ロフトの暑さを計測
実際のロフトの暑さを測ってみました。
8月のめちゃくちゃ暑い昼間に測ったので、これが耐えられたら1年間快適に過ごせるはずです。
外の気温は35.9度、湿度50%。
2Fのリビングの室温は26度(エアコンは26度に設定)となっています。
結果がこちら!
天井付近でも26度!!
エアコンがきいているリビングに比べると若干もわっと感はありますが
問題なく昼寝できるくらい快適な温度です。
扇風機かサーキュレーターがあればより快適になると思いました。
天井を触っても熱くない!
天井を触ってみましたが、熱くも温かくもありません。
ほぼ完璧に断熱できてるということになります。
すごいぞアイシネン!!
実は、夏になるまで本当に断熱できるか心配だったんですよね~。
実家の悪夢が再来しないかと。
勾配天井なので、断熱が失敗するとロフトどころかリビングまで熱くあんるリスクがありましたから。
本当によかった。。建築士さんを信じて正解でした。
まとめ
今回はロフトの暑さ検証でしたが、良かったというよりホッとしました。
屋根裏のロフトを作ろうと考えている方に少しでも参考になれば幸いです。
次回はちょっとロフトに置きたい簡易マンガ棚DIYをご紹介したいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!
コメント
コメント一覧 (2件)
こちらのお家は実質3階建ての扱いですか?
ロフトは階下の半分以下のサイズまで、という規定をみかけたことがあるので…
大きなロフト憧れます。2階の扱いで済むなら私もこんなロフトにしたいです
コメントありがとうございます!
ロフトは屋根裏スペースをギリギリまで広げてもらいました。
工夫次第で2階設計でも快適な空間にできると思います!
素敵なおうちが建てられることを祈っています。