以前、つなぎ目がイヤ!という記事を書いたのですが、
今、もっと嫌なものがあります。
はい、シーリング材です。
つなぎ目はガマンできても、10年に1度の100万円単位の
メンテナンス費はガマンできないかもしれません。。
(払える貯金ができている保証もなく、そのまま放置される可能性の方が高い?)
そもそも、10年持たないシーリング材って、この技術大国日本としてどうなの・・・
持ち家にするのが嫌になるくらい嫌かもしれません。
なんとか2階だけでもそれが避けられないかとずっと考えてきました。
その対策として、
1.樹脂サイディング →過去の記事
2.四方あいじゃくり工法+ドライジョイント工法
3.塗り壁
4.タイル
5.モルタル
6.ガルバリウム
7.その他
ただし、これらも100%シーリングレスというわけにはいかないとか・・・。
3~4は窓枠など、1、2であっても換気口などシーリングが必要とされる場合があります。
場合によっては、無知な業者にシーリングされるなんて事故も・・・。
そうなってくると、
もはやこの世でシーリング材から完全に逃げ切るという考え自体が間違っているのかもしれません。。
シーリング材を知り、シーリング材の良い所を生かし、悪いところは広い心で受け止め、対策し、
共に生きていく・・・
そんな道を選ぶほうが誠に健全です。
しかし、しかし、
何もしなければ、お金はいくらあっても足りません。。
家がある限り10年毎に莫大なメンテナンス費が発生するのです!
「マンションの修繕費たかーーーい!」
なんて、絶対言えなくなります。
それなら、純正で用意されているこれらは一考の価値があるかもしれません!
30年超耐久シーリング材。
ニチハ・・・プラチナシール
KMEW・・・スーパーKMEWシール
30年の実績がないのに、どうして保証できよう?
コストがかかるというリスクはあります。
確かにおっしゃるとおり。
でも、普通のシーリング使うくらいなら
これにかけてみる価値はあるのかもしれません。
医療でいう最先端医療にかけてみる・・・それに似ている気がします。
技術や実績が不完全な時代でも、微かな望みにかけてみる・・・
10年後はもっと良い商品が開発されて、普及しているかもしれない。
それまでは、良い状態で、しかも低コストで維持してもらわなければならん・・・。
そして、驚いたことがあります。
この商品を建築士に相談したところ、
建築士さんご存知ありませんでした。。
それどころか、すごく驚いていました。
私、最近すごく感じることがあります。
施主が一番、今の商品に詳しいんではないか・・・
もちろん業界の方も勉強されていらっしゃるのでしょうが、
商品があまりにも多すぎる世界です。
最適で最先端でなおかつローコストな商品の知識をすべて兼ね備えている
方はほんの一握りの方なのかもしれません。
ただ、それはものすごく局所的な知識ではあると思います。
経験や全体的な知識は叶うはずがありません。
でも、必死に自分の家を建てる施主に比べて、そのモチベーションは
絶対に施主に勝てるものではないと思います。
施主は今後何十年の生活がかかってますから~。
家造りにおいて、建築士、営業マンの意見は完ぺきではなく
その時に最先端で最高の選択をするには
施主自らが時間をかけて情報を集める他ないような気がしております。
この商品も、知っている担当者であればラッキーです。
しかし、そんな担当者の勉強不足に施主の大事な未来が左右されたくはありません!
なんだか、何が言いたいか分からなくなってきましたが、
ようは、
この商品が良いかどうかは別として、
窯業系サイディングの場合は、一度シーリング剤について確認する価値はあると思います。
この商品以外でも、安くて良い商品を使用しているかもしれません。
外壁はまだまだ発展途上であって、ベストな選択がない現状であることは確かです。
そんな現状であるため、外壁選びは様々な商品知識を収集して、
各メリットデメリットを検討し、自分にあった商品を選ぶ必要があると思います。
現に、私もハウスメーカーの標準で選んで、そのままメンテナンス等も営業マンに言われるがまま
おまかせにしてたら、後々後悔していただろうなぁ・・・と思う今日この頃です。
本当に、外壁は奥が深くて大変ですね!
今は北欧風赤色木目がなくてどうしようか考えています^^;
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