しばらく、設計から離れてしまって、

今までの設計や間取りを見直すいいきっかけになっている気がする今日このごろ。

すべてが順調に進んでいたなら、あの時の間取りで今頃完成していたんだろうな・・・

と思うと、あそこでストップして実は運が良かったのかもしれないと思うことがしばしばあります。

 

それをよく感じるタイミングは、とくに

失敗談を見たり、テレビや雑誌で新しい発想がひらめいた時、

また、ぼーっと考えていて

ふと、実はそれいらないんじゃない?とか、

こっちのもっと大事なもののこと疎かにしている・・・

気づきがあったときです。
 

我が家は1つ目の住宅会社に契約放棄された経緯があります。

設計は大詰めまでいっていたのですが、

土地の交渉がうまくいかず契約を一方的に解除されました。(9ヶ月たっていました)

 

その住宅会社はみなさんご存知、ZERO-CUBEシリーズを扱っており、

とても格安な規格住宅でした。

 

契約当初、規格住宅ですが、間取りの変更もできて、とても柔軟な規格住宅だということで

契約にいたったのです。

確かに、今でも、間取りの変更は結構できたと思っています。

その変更も、追加料金がかかるもの、かからないものありました。

 

一番かかるもの・・・なんだと思います?

窓の追加、素材グレードアップなどは、上がって当たり前なのですが、

やはり一番は、施工面積でした。

たとえば、ロフトやバルコニーの追加です。

 

そうです、もうお分かりの方もいらっしゃるかと思います。

通常の部屋追加でしたら、それでも納得なのですが、

ロフトやバルコニー、さらに吹き抜けなども、営業さんは坪単価で計算されるのです。

(すべての住宅会社がそうではないと思いますが・・・)

 

坪単価が40万円だと、

ロフトを6畳(3坪)つけると40万円×3=120万円、

バルコニーを6畳(3坪)つけると40万円×3=120万円、

吹き抜けを3畳(1.5坪)削除すると40万×1.5=60万円

こんな具合です。

合わせて300万ですね。

さらに、プラス設計変更料が30万以上かかってきます。

配管の追加代金、工事の追加代金も取られます。

 

しかも、削除しても同じように下がらないのが謎のロジック。

 

建築士などと話す機会ができてからは

なんで、そんな金額になるか訳がわからないと言います。

 

話が脱線してしまいましたが、

 

面積に関する要望は最初の段階で十分に解決しておく必要があるとおもいました。

もしかすると、ワンランク上の家が同じ値段でできたかもしれません。

 

また、規格住宅は、間取りの変更はできたのですが、

外側の形状は変えるのは大幅な設計変更となりオススメされませんでした。

やはり、規格住宅は、それがいい人は良いのですが、私達は注文が多すぎました。

自由度に大幅にかけるものでしたし、追加料金が高すぎました。

 

そして、契約が解除となり、呆然としているとき、ふと気が付きました。

これで、良かったのかもしれないと・・・

 

決められた枠の中で必死に自分の要望を押し込めようとする努力・・・

しかも、ロフトやバルコニーはオプション。

虚しいですね。

自由な外枠に、自由な要望をはめていく設計はとても楽しいです。

 

そして、最近、設計士に設計をお願いすることになったんですが、

最近気づいたことがありました。

 

なんか、これ、前の建築会社の家とおなじじゃない・・・?

 

そうなんです。

自由設計となったはいいんですが、気づいてみたら

自分で自分を枠にはめていることに気が付きました。

それの理由は、凸凹すると高くなるとか、

正方形、長方形じゃないといけない、

30坪に押さえないと予算オーバーになる。

といった理由からでした。

 

それで、やっている間取りつくりはというと、

前の建築会社の時とプロセスが同じなんですね。

何かふに落ちないと思っていたのはそこだったのです。

 

もっと、昔から住みたい家のイメージとか

ワクワクするような家とか、

こんな家に住んでみたい・・・とか

そういう、家造りではなく

ものすごく現実的で、必要最小限で無駄がなく

とても普通なんですね。

つまらない家なんです。

 

いつから、こうなってしまったんでしょうか。

もっと家造りはワクワク感があっていいはず。

夢を忘れてはいけないんだと思います。

 

設計フェーズが終了してからは手遅れです。(戻ることはできるが・・・)

 

では、こうならないようにするためにはどうしたら良いんでしょう?

 

1つ目は、昔から夢であるワクワクをベースにすること。

今、超リアルをベースにして、あわよくばオプションでワクワク要素を追加しようと考えていませんか?

ワクワクをリストアップしましょう。

譲ってはいけないワクワクは絶対にゆずってはいけません。

建てたあと、それを付けなかったことによって後悔しないか考えてみましょう。

それが、判断基準になるはずです。

 

2つ目は、それ本当に必要ですか?です。

 

言い換えれば、ワクワクの優先度を下げていませんか?

それを10年後本当に使っいるか考えてみましょう。

意外とその時の気持ちで間取りを決めてしまうことがあります。

テレビだったらい、ネットだったり、雑誌だったり、本だったり・・・。

なんで、こんな間取りにしたんだ!?

なんで、もう少し考えなかったんだ!?

本当は、必要なかったものを入れたために、自分の大事なものを削ってしまってはいけないのです。

 

3つ目は、建築士、営業マンの意見。

 

・建築士や営業マンにもいろいろあって、言われたことを愚直に実現するタイプ。

・自分の意見をどんどん言ってくるタイプ。

・暴走タイプ。

 

こちらの意見を第一にしてくれればいいのですが、

暴走して、言ってないことを勝手に進めてしまう人は困ります。

一番の問題は、プライドが高く、否定されると、徹底的に理由を問いただす方が多いのです。

そんな意見に絶対に負けてはいけません。

自分たちの考えを第一にしなければなりません。

 

ただ、良い人だったり、デザイナーズだったりすると

結構、気を使っちゃうんですよねー。これが。

しかし、ちゃんと伝えてあげることが最終的には私達のためであり、

へんなものを作らせない彼らのためでもあるのです。

 

以上、最近、感じていることを直感的に感じたことを書いていきました。

1年の中で、設計ストップが2回かかり、3回目のチャンスが与えられたと思って、

この気付きを与えられたことは、とてもラッキーだったと思います。

(早く建ててほしんですけどね・・・)