ウッドワンのスイージー・・・木をふんだんに使ったパネルで有名なキッチンです。
ショールームに行かれた方は分かると思いますが、
カントリー感、ナチュラル感、木の手触り、デザイン性・・・
どれをとっても、他の大手キッチンメーカーに右に出るものはいません。(個人的感想)
このブログでも何回か登場してきました。
ウッドワンのショールームでキッチン(su:iji NZ40)を見てきた
ナチュラルカントリーが好きな方にはたまらないキッチンですよね。
ただ、このキッチン・・・
良いお値段がします。。
ローコスト住宅には厳しい価格設定となっています。
グレードごとの値段感はこんな感じ。
これを見ると一見そこまで高くないように見えますが、(他のメーカーと同じくらい)
見積もりを見ると良くわかります。
スイージーは割引率が低いのです。
いろいろ見積もってもらって比較していると分かったのですが、
一般的なメーカーの廉価キッチンの割引率は6~7割引とかなり安く売られています。
ローコスト住宅のキッチンはだいたいがこのクラスのキッチンなのではないでしょうか?
売値では20万~40万円といったところ。
ミドルクラスのキッチンは3~4割引価格というのが相場。
売値では40万円~60万円。
これに比べて、ウッドワンのキッチンは3~4割引きとなっておりました。
そうなんです・・・格安キッチンばかり見てる我が家は「高っ!!」となったのでした。
キッチンに予算を多めにとっている住宅会社では、
スイージーを選んでもそんなに変わらない価格帯で購入できるのではないでしょうか?
ローコスト住宅を目指す場合はなかなかの障壁となります。
この価格が理由で泣く泣くあきらめたという方も多いのではないかと思います。。
そんな中・・・
予算はないけど、ウッドワンのキッチン(スイージー)にしたい!!
そんな我が家にぴったりのスイージーが発売されました!
それが、この「ウッドワン スイージーセレクトパック」です!
値段感はこんな感じ。
同じ組み合わせで比較するとお得な値段設定となっています。
なんでこのセレクトパック・・・安いのかというと、
カスタマイズがかなり限定されているところが大きいとのことです。
もともとスイージーはかなり自由度の高いカスタマイズ性を持っているのですが、
これが価格を押し上げている原因でもありました。
商品をしぼり、カスタマイズ性を下げることで大量受注による低価格化を実現しているということでした。
細かいところでは、以下の違いがあるということでした。
・底板にステンレス貼りしていない
・包丁収納はステンレスでなく、プラステック製
・包丁収納の横に付くステンレス製の小物入れがない
・インナー引出収納がない
じゃあ、好きな商品は選べないのですね・・・
ダメもとで聞いてみました。
すると、これまた意外、パンフレットに載ってる以外のカスタマイズもできるみたいなんです。
たとえば、セレクトパックの標準の水栓がこちら。ちょっと普通でスイージーチックな水栓がない・・・
私「スイージーカタログのグローエに変更できたりしますか?」
ウッドワン女性店員「できますよ~」
私「まぢじすかっ!」
なんと・・・結構自由なんです。
もちろん、カスタマイズを増やすほど高くはなるのですが、
このセレクトパックをベースに、いらないものを省いていけば、スイージーが手の届く範囲にやってきそうなのです!
また、なんども見積もりをもらっていくなかでちょっとした裏技(?)みたいなのもあることも分かりました。
これはまた次回書きたいと思います。
結果から申しますと、我が家は、このスイージーセレクトパックにすることに決めました。
このセレクトパックでも他メーカーの廉価キッチンよりは10万ほど高くなってしまったのですが、
今後十何年と使うキッチンですから、その差は十分に元は取れるという考えでいくことにします。
それよりもなによりも、スイージーがある家で生活できるのですからっ!
2016/04/19