今回は、室内窓の打ち合わせで建具屋さんの工場にいってきましたので、そこでいろいろと分かったことを書いていきたいと思います。ごゆっくりと見ていってください。
はじめての建具屋
建具屋の住所を建築士さんに教えてもらったところ、Googleで地図検索してみると、これがまたものすごい山奥!!!もちろんストリートビューは圏外です。
こんなところで、おしゃれなアンティークな窓を作ってくれる職人がいるのだろうか・・・。和風な障子窓みたいにならないかな~と一抹の不安を感じつつ、山道を迷いながらついに到着しました。
ジブリに出てきそうな佇まい
森の中にひっそりとたたずむ昔ながらの木工所といった外観。自然がいっぱいでさながらジブリの世界観。
チャイムを押すとやってきた建具屋さんのおじいさん(社長)。見た目はおじいさんなのですが、おしゃれなニット帽をかぶり、年齢を感じさせない半袖Tシャツ。いろんなギャップに頭がついていけません・・・^^;
簡単に挨拶をして、工場に入って打ち合わせをすることに。
職人おじいさんに室内窓のイメージを伝える
作品が展示されている部屋に通されてソファへ。手作りで作られたような広い部屋で、いろんなモノが飾られています。カホン(海外の楽器)も作られているとか。木がいっぱいで、なんだかワクワクする空間・・・
気を取り直して、インターネットで集めた写真を見せてイメージを伝えていくことに。こういう、おしゃれなアンティーク室内窓は作ったことはないということでしたが、作るのは問題ないということでした。
よかった~
図面がすごくざっくり
建築士さんに伝えるために図面をつくりましょうということで、作ってくれた図面がこちら・・・
さ、ざっくり~
なんだろう、これで大丈夫なのか?と一瞬思ってしまいましたが、おそらくこれでいいんだと思います。この道何十年の大職人ですからね。野暮なことは言わず受け取りました。
「アクリル」じゃなく「ガラス」って伝えたんですけどね・・・
室内窓の木材は建具屋さんおすすめに
木材が何が使えるかも聞いてみました。
木目がきれいな物、丈夫な物、用途によって使い分けるそうです。ただ、オークやアッシュ、ウォールナッツといった木材は扱っていないようで、取寄せることもできたのですが、かなり高くなるとのことで、ここは建具屋さんのおすすめの木材の中から選ぶことに。
ここでウォールナットって言うと話がややこしくなりそうな雰囲気でしたし、ウォールナッツ色にDIYペイントする予定だったので木目が綺麗であれば何でもいいかなと。
室内窓の金具とガラスは施主支給
開閉金具とガラス、取っ手についても打ち合わせ。
ガラスは今まで実績があるというアクリルをおすすめされました。ただ、サンプルを見て「やはり、ちょっと安っぽい・・・」ということで、こちらは丁重にお断りさせていただきました。
金具と取っ手もイメージに近いのはあるのですが、どうしても普通というか安っぽく・・・こちらもお断り。なんだか申し訳ない気持ちに。
結局、あらかじめ調べていた↓こちらの写真が役に立ち、後日施主支給することに。部品のサイズなどはLINEでやりとりすることになりLINE交換。意外とこういうところは最先端です。
部品を施主支給することになりました
さいごに
打ち合わせはこれで終わり、あとは、工場の機械を見せてくれたり、カホンの話をしたり、ジュース飲んだりと楽しいひと時をすごしました。小さい工場でしたが、機械はひととおりそろっていて、家の建具なら何でも作れるみたいです。もっと早く知っていたら、なにかオーダーしたかったかも・・・。建具屋おもしろい!
次回は、部品一式を施主支給したいと思います!
2016/06/22
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