着工28日目。工事はトラブルが発生しつつも進んでいます。今回は、輸入ドアについて書いておきたいと思います。
輸入ドアの記事はこちら↓
メソナイト スムースファイバーグラスドアを購入
我が家の輸入ドアがこちら!
メソナイトのスムースファイバーグラスドアです!メソナイト(Masonite)は、アメリカフロリダのドア会社になります。
このドアを採用するにあたり、我が家がここに行きつくまでに、分かったことをまとめておきたいと思います。
1.そもそも我が家の家に取付れるのか?
我が家の施工会社は、地方の建築士事務所です。建築士さんはそもそも輸入ドアには詳しくなく今回初めてということでした。ホームページや図面を一緒に見てもらい、設計的には問題ないという結論にいたりました。
2.何を買えば良いのか?
ホームページを見てもらえば分かると思うのですが、この価格、ドア単体の値段となっております。そうなんです。パーツも一緒に買わないといけないのです!たとえば↓こういうパーツです。
はっきりいって、素人には分かるはずもありません。でもここで諦めてはいけません。実は、我が家も分からなかったのでお店の方に相談しながら購入しました。
私の場合は、以下のようなパーツを見積もっていただきました。
- ドア本体
- レバー(ドアのハンドル)
- 蝶番
- ドアクローザー
- 鍵
- キーチェーン
- 枠
- ボトムシル(踏み板)
- パッキン材
- ガードプレート(こじ開け防止の金属パーツ)
逆に言うと、このあたりのパーツが自由にカスタマイズできるということにもなります。
3.結局、総額いくらなの?
ドアの総額は17万円程度で、これに塗料や刷毛などが1万5千円くらいかかりました。(ペイントが不要なドアは塗料は不要です)
メソナイトのこの輸入ドアはかなり安いドアの部類に入ると思いますので、だいたいこのへんが、輸入ドアの最低価格ラインの参考価格となるのではないでしょうか。
日本製の一般的な玄関ドアがだいたい30万くらいの定価で売値がその半額~3割引きくらいなのでお値段的にはそれほど変わりませんでした。ただし、最近の日本製の一般的な玄関ドアは高さが2.4mあり、防犯性能、断熱性能などなど性能が優れています。
これに比べると、このドアはひと回り小さく、性能も劣ります。(断熱性能は海外基準なので問題ないということです。)我が家のこのドアも、メインの玄関ドアではなく、土間用の外部ドアとして採用しています。メインの玄関ドアはYKKです^^;
4.そのまま使えるのか?
ホームページにこのような記載がありました。
「・ プライマー処理済みです。必ず塗装してご使用ください。」
!?
色・・・自分で塗るのね・・・^^;;;海外では普通らしいです。そうなると何を塗る?専用の塗料材?などなど疑問はつきません・・・。
大丈夫です、これも、ショップに確認したところ、細かく丁寧にお返事をいただきました。それによると、特に専用というものはなく、屋外用途で使えるペンキならOKとのこと・・・。と言われてもペンキ塗りなんてしたことないし、分からないので具体的なメーカーを・・・と言うと、以下の実績があるということでした。
アサヒペンの「水性スーパーコート」
http://www.asahipen.jp/product/detail.php?top_cat=04&cat=01&middle_cat=01&item_code=20003
後日、近くのホームセンターで探したところ、3店舗中1店舗で売っていたので、これの「つや消し白」を購入しました。10リットルで1万円ほどします・・・;;;
nagaiのスタッフさんには素人相手に1から10まで本当に親切丁寧な対応でお世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
5.どこで買えば良いのか?
おすすめは、施工店を通して買うことです。見積もりなどのやり取りすべて行ってくれますし、塗装や工事も一任できることと思います。
トラブルがあったときの対応や、後々の保障もあるでしょう。我が家の場合は、全行程自分でやりましたので、かなり大変でした;;購入もネットです。
3社くらい取り扱いがあったので見積もりを取ってもらって決めました。「輸入ドア 通販」で探すと結構でてきます。
我が家が購入したショップはこちらです→ショップページはこちら
6.ハンドル(把手)、スムーザーなどの取付は誰がするのか?
ショップの方では、ガラス取付、ハンドルと鍵穴の施工までしてくれます。その後は自分で取り付ける必要があります。はい、ここで問題が発生しました。
輸入ドアなんてつけたことがない!!
棟梁のお言葉です。我が家の場合、玄人の棟梁でしたが、輸入ドアの取付は初めてでした。
これに関しては、60代の棟梁が、英語の説明書を片手に輸入ドアを取り付けるという初めての挑戦が繰り広げられるわけですが・・・最終的には自分たちで取り付けました。
7.フラット35、長期優良住宅に使えるのか
これが意外と大変でした。ショップに聞いても分からなかったためです。
また、海外の断熱基準が日本で通用するのか?という問題もありました。
最終的には、メソナイトのドアの断熱性能を日本の基準に変換して、結果OKが出ました。このへんは以下の記事で書いています。
まとめ
やはり、輸入ドアは誰でも取り付けた事があるわけではないようです。店舗設計とかされている方だとあるのかもしれませんね。そんな、こんなで波乱の予感がする輸入ドア、無事取り付けられるのでしょうか。
次回は輸入ドアのペインティングについて書きたいと思います・・・・
2016/04/14
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