前回の記事で、我が家に憧れのスイージーがやってくる可能性が出てきました!今回は、予算が少ない我が家がどうやってスイージを手に入れるにいたったかを裏技的な要素をふまえつつご紹介したいと思います。
前回の記事はこちら↓
ポイント1.グレードを下げる
まずはありきたいですが・・・
パネルのグレードを下げるとかなり価格が下がります。
(現在、スイージーセレクトパックは「トリコタイプ」は選べないようです)
スイージーセレクトパックのトリコタイプはNZ20、カマチタイプはNZ30、NZ50に似ていますね。カマチタイプは見た目も高級感ありこれで十分となりました。
ポイント2.設備のグレード下げる・減らす
これも、他のメーカーのキッチンでも同じことですが、割引率が低いということは、オプションの設備も低い割引率で購入するということになります。
我が家の場合は食器洗浄機を不採用としました。実は、実家の食器洗浄機が10年で壊れ、その修理代が高すぎたため、その後ただの空洞化と化してしまったことが原因です。一体型のオーブン、浄水器なども同じですが、ウッドワンのオプションで付けると割高になる可能性があります。
ポイント3.収納を減らす
ウッドワンはそのカスタマイズ性が高いのが特徴です。↑のように収納をなくしてごみ箱を置くなんてことも可能です。これだと空間になるわけですから建具部分の材料費がごっそりなくなります。価格を見てもお手ごろになっているのが分かります。
これが、意外と他のメーカーだとそう簡単にはいきません。TOTOクラッソにあったのですが本体そのものが高くて到底手が出ませんでした。このカスタマイズ性は、高品質でもユーザーのニーズに応え、かつ低コストも可能とするウッドワンの素敵な心意気だと思います。他のメーカーにも見習ってほしいですね。
ポイント3.余計なオプションを付けない
ショールームで商品選定をしてくと、いろいろなオプションをスタッフと一緒に決めていくことになります。スイージーの場合、カスタマイズ性が高いのでオプションもかなりあります。
スタッフの手前、見栄もあり付けなくても良いものを付けてしまったり、なくてもいいけどあると便利そうだなーということで付けてしまうことがあるかと思います。(私ありました)
我が家の場合、見積もり明細のチェックをしていて、どうしてもカタログに記載している価格と同じにならないことがありました。なんでだろうとウッドワンのスタッフとやりとりを繰り返していたのですが、やっと分かりました・・・
アイアン製の取っ手でした。
ウッドワンのアイアン部品・・・ものすごく手間をかけて作られている高級品です。1個何千円とすることもあるので、安易に採用すると大変なことになります。なので、まずはシンプルな構成で見積りを作ってもらうのがおすすめです。何ターンか作ってもらうのも良いと思います。
ポイント4.スイージーセレクトパックを採用する
いまさらですが、やはりスイージーセレクトパックはお手頃です。
低コスト化の理由についてはこちらの記事で書いた通りいろいろありますが、
きっと救世主になってくれることでしょう。
ポイント5.施主支給する!
おまたせしました。ここからが裏技になります。
ただ、これは施主支給ができる方限定の方法となりますのでご了承ください。
※ハウスメーカー、ショールーム、担当者、仕様変更によってできない場合もあります。事前にご確認をおすすめします)
ハウスメーカーに施主支給するのはよくあると思うのですが、なんと、ウッドワンのキッチンの場合、各アイテムをウッドワンに施主支給することが可能でした。
我が家は以下の商品を施主支給しました。
- ガスレンジ
- レンジフード
- 水栓
このおかげで、楽天などで定価の半額くらいで購入できかなりコストダウンができました。
サイズや規格があるんじゃ??
一般的な商品なら規格が統一されているのでどれでもOK です。水栓は商品に合わせて天板に穴を開けますので、商品が決まったら念のため商品を教えていただけますか?設置可能か調べますので。
親切すぎる!
施主支給は工事の範囲と保証を確認
施主支給には注意点もあります。工事の範囲と保証です。
施主支給した商品も一緒に取り付けてくれるよう一緒に見積もってもらう必要があります。そして、施主支給した商品でトラブルが発生した場合、ハウスメーカーもウッドワンも保証ができません。
ただ、ガスや水回りなど、それぞれガス会社や給排水工事会社の工事の保証、製品メーカーの保証はあると思いますので、保証期間や緊急連絡先などを確認しておくと良いと思います。
我が家の場合、施主支給した水栓が壊れた
実は、我が家は住みはじめてから3ヶ月後に、施主支給したTOTOの水栓が調子が悪くなってしまいました。メーカーに電話すると、地元のTOTOスタッフが見に来てくることに。TOTO製品は2年は無料保証があるということで本当に助かりました。こういうのあるので、施主支給の場合は近くにサービスショップがあるメーカーがおすすめです。ハウスメーカーとも入念に保証内容を確認しておいたほうがよいと思います。
「同時給排気型のレンジフード」 について
おまけで、レンジフード施主支給の場合、高気密を実現するため「同時給排気型のレンジフード」が必要となる場合があります。ただ結構高価で商品が限られ場合があるので、そんな時は「給気電動シャッター」の導入を検討してみてください。これはレンジフードのスイッチと連動して、吸気用のシャッターが自動で開閉するという商品です。これに関しては、長くなるのでそのうち別記事で書きたいと思いますが、結果的に我が家はこれを採用し、さらにコストダウンができました。
ポイント6.ネット建材にも見積もりを取ってもらい相見積してもらう
これもキッチンを施主支給できる方限定になってしまいますが、ネット建材店の見積もりを相見積として使うことができます。建築会社がシステムキッチンを購入する場合、通常はメーカーから直接購入ではなく問屋を通して購入します。つまり、建築会社はどの問屋から購入するか選ぶことができるのです。
我が家の場合、ネットより建築会社の建材店の方が安かったのでこの手は使いませんでしたが、水回りは総額で100万を超える大きな買い物です。値引き交渉はする価値が十分にあります。
あとがき
以上、スイージーを低価格で手に入れる方法についてのご紹介でした。ウッドワンのスイージーを高いから諦めていたという方のお役に立てたら幸いです。
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