今回は、コレが嫌シリーズ第3段、階段のコーナのにあるカバーについて書きたいと思います。これまでの「コレが嫌シリーズ」はこちら
階段の手すりで見かけるこのコーナーのカバー
モデルハウスなんかを見ていると見かけるコレ、プラスチック製なので触った感じも、見た目もあまりカッコイイと思えないのですが、みなさんいかがでしょうか?
我が家のハウスメーカーだったZERO-CUBE(ゼロキューブ)にもコレがついていました。
君の名は?このパーツの名前は?
建築部材の名前って独特なものが多いですがこれも呼び方が分からなくて営業マンに伝えるのに苦労しました。
そこでいろいろ調べた結果、「笠木の接合部キャップ」「笠木接合部ジョイント」「笠木コーナー部材」「笠木コーナーキャップ」という名前にいきつきました。
どうもメーカーによっても商品名がいろいろあるようです。
ひとまずこのブログでは「笠木コーナーキャップ」と呼ばせていただきます。
(以前、「笠木ジョイントキャップ」で書いていましたが変更しました)
笠木とは?
豆知識として笠木の説明はこちら↓
「笠木」(かさぎ)とは、塀、手摺(てすり)、腰壁、パラペットなどの最上部に施工する仕上げ材のこと。また、室内の階段まわりに設ける手摺壁の最上部にかぶせられる木製の部材のことも、同じく笠木と呼ぶ。
東建コーポレーション 建築用語辞典(一部抜粋)
もともと笠木とは、鳥居や門などの一番上にある立派な木のことであった。そこから、雨水や紫外線が当たるベランダや、外壁の最上部に取り付けられ、腐食から躯体(くたい)を守る物を笠木と呼んだ。
傘なので、本来は雨から守る部材だったってことですね。
笠木コーナーキャップの役目とは?
営業マンに「笠木コーナーキャップ」を外せるか聞いてみました。
できなくないがシートが剥がれやすくなるのでおすすめしないとのこと。
おっしゃるとおり、実家はまさにそうなっています。
そりゃ、笠木コーナーキャップにもそれなりの付ける意味があるわけです。
笠木コーナーキャップの役割もちゃんとあります。
- 補強材になる、シートがはがれにく
- 職人さんが仕上げが楽になる、きれいになる
- 安全である、子供の頭と同じ高さになることがある
ただ、どうしてもかっこ悪いんですよね~
こんなのもありますよ~
「こんなのもありますよ~」と営業マン。うーん、そういうことじゃないんだよね。(なかなか伝わらない)
理想の笠木の端の仕上げとは?
たとえば、こういう本物の木の仕上がりだとすごく良い感じです。
木の手すりにしちゃうという手もありですよね。
ただ、防火の制限があり木肌を表面に表わせない場合もあるので建築士さんと要相談ですね。
我が家がたどり着いたこたえ
結局、我が家がたどりついた答えがこれでした。
棟梁に集成材で笠木を作ってもらいコーナーもキャップを使わずに仕上げてもらいました!
しかも、めちゃくちゃいい感じに・・・。これは正直、想定外でした。まさかこんなにいい感じに仕上げてくれるとは。本当に我が家の棟梁は腕の良い職人さんです。・・・あ、もしかして建築士さんのアイデア?
ちなみに、表面の塗装はいつものワトコオイルDIY仕上げです。
まとめ
というわけで、無事、笠木コーナーキャップを回避することができました。最後は棟梁に救ってもらう感じになりましたが、結果オーライということで。
ご参考になれば幸いです。それはまた!
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