前回紹介したおすすめのローコスト住宅本「500万円で家を建てる!」についてご紹介したいと思います。このブログの原点ともいえる「ローコスト」を徹底的に追求した内容が詰まっていて、ローコスト住宅を目指す方には是非読んでいただきたい内容となっています。
この本の簡単な紹介
まず、こちらの本は、私が家を建てようと思い立ったきっかけの本でもあります。
著者が建築家で、実際に家を建てた著者の経験に基づいて書かれているので、現実味があり説得力があります。
なので、誰にでも再現可能かというと難しいかもしれません。
ただ、アイデアや考え方は大変参考になるものでした。
賃貸 vs 購入
そんな中で、「賃貸 vs 購入」についても触れられていました。
なかなか断言しない意見が多い中、この本でははっきり「購入がおすすめ」と書かれていました。
その理由も同感できるもので背中を押してもらったのを覚えています。
簡単に要点だけご紹介させていただきます。
この本の著者の考える「家を購入するメリット」
- 月々の支払が同じなら、広さと設備を比べれば持ち家の方が条件が良い
- 毎月支払う家賃分が資産につながる
- 賃貸では壁にビスは打てず、子供が描いた絵を貼るのも躊躇してしまう
- 賃貸契約書に書く保証人がいつまでも親というわけにはいかない
- 老齢になるとなかなか家を貸してもらえなくなる
- 一家の生計を立てている人がなくなったときでも、持ち家の場合は団体信用生命保険によって以後の住宅ローンを払う義務がなくなる安心感もある。
この著者は、完全に購入派ということですね。
資金計画や人生設計、仕事や家族など、さまざまな条件でどちらが良いかは変わるのだと思いますが、確かに永久に賃貸というのも不安ですし、ちょっと残念な気もしちゃう自分がいます。
500万円を実現するための考え方やアイデアがいっぱい
この本の好きなところは、他の住宅本にはない斬新なアイデアがいっぱいなところです。
そして、それの多くが私にとってお共感が持てるものでした。
- カタチはサイコロ(最小の壁材)・3階建ては建てない(柱と梁を大きくする必要がある)
- 屋根は片流れ(細かい作業がない)
- 3畳の子ども部屋(少々不快適な方がよいこともある)
- 寝室は6畳(寝るだけなら十分)
- LDKは9畳(可動間仕切りで他の部屋とつなげて狭さをカバー)
- 外構はコンクリートは使わず砂利と芝生を自分で
- 家電や照明は自分で・ハウスメーカーの指定メーカーで選ぶ
- 今はあきらめられるものはあきらめる
まとめ
500万円ローコストハウスは70平米の狭小住宅ではありますが、うちの場合は、子供は一人だし、大きな家がほしいわけでもないので、問題ないと感じました。たしかに、アパートでは50平米でも家族3人十分に住めていました……。あとは、あきらめるものはあきらめて、こだわるところはとことんこだわる。できることは自分でやる、レッツDIY!ですね。今後の家づくりの参考にしたいと思います。
以上、おすすめ本「500万円で家を建てる!」のご紹介でした。
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