私道の所有者5名に実印を押して貰う必要があるのですが、それに、印鑑証明書を添付しないといけません。というわけで、先日ご挨拶に伺ったおじいちゃんの家に相談に行ってみました。
前回の記事はこちら↓
絶対に無理と言われる
すると、なんということでしょう。
「印鑑は押す」と言ってくれていたおじいちゃんが、印鑑証明書が必要と言った瞬間態度が急変しました。
「印鑑証明書は無理だ・・・」
とのお返事。これは、超絶にまずい展開です。
このままではあっさりと、物語がエンディングを迎えてしまいます。
もはや、このまま話を続けるのさえ気まずい空気になってしまいました。
とりあえず、その場はこれい以上こじれるとまずいと感じ、また来ますといったん退散することにしました。
かなり気を使って、和やかな空気を作って、その中で、苦肉の策でやむを得ず、建築指導課がどうしても・・・という方向にもっていったにも関わらず、完全拒否です。
実印をもらう手数料とか、手間とかそういう次元ではない。
他人に印鑑証明書なんて、ありえないということです。
そうですよね・・・そりゃあそうですよね・・・どうしたらいいんでしょう。
他のお2人にも相談ができたけど・・・
今日は、その他にお二方にもご相談ができました。
ただ、やはり、同じような反応です。
「印鑑カードを渡すなんて、絶対にできません。それが、司法書士だとしてもです」
「この話はあきらめてください」
ちーん。
印鑑証明書はどんなことに使われるのか?
もう、あんなに親身になっていただいた方が、こんなに態度を一変させる印鑑証明証。何者なんでしょう。調べてみると以下のようなことに使われているそうです。
- ローン等の借金の連帯保証人にする
- ローン等の借金の実施
- 車や不動産の購入の実施
- 車や不動産の売却の実施
他にも、財産分与、特に不動産関連遺産相続など、権利関係の重要なシーンで登場する書類ということが分かりました。年配の方は、印鑑証明書がどういうものかご存知なので、印鑑証明書を簡単に赤の他人に渡すなんてありえないんですね。
いやーしかし、ここにきて、どうしようもない展開。
それが6名もいるって、これってもう不可能じゃないですか?
2ndステージに急に暗雲がただよってきております。
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