前回、我が家流壁紙の選び方を書きました。
今回はメーカーごとの壁紙の違いを比較していきたいと思います。
前回の記事はこちら↓
遠くから見た時の比較
比較するメーカーは、サンゲツ・シンコール・リリカラの3社です。
1000番台のカタログから木目調とレンガ調の2種類をピックアップしました。
レンガ調
レンガ調の壁紙を遠くから見比べてみました。今回ピックアップした壁紙では、リリカラ、サンゲツがくっきりして本物ぽい印象を受けました。ただし、同じメーカーでも商品によってかなりリアル感に差があるので比較が難しいと感じました。ただ、シンコールはカタログで感じたよりぼんやりした印象でした。やはりサンプルで実物を見るのは大切だと感じました。
木目調
木目はどれも質が高いように感じました。こちらも同じメーカーでも商品によってかなり差があるようです。
近くで見た時の比較の比較
レンガ調
遠くから見たときと同じ印象ですが、リリカラ、サンゲツは実写のようなリアル感があります。シンコールは元々こういうレンガのデザインなのかもしれませんが、ややぼんやりした印象になりました。シンコールでももっとリアルなデザインがあるので全体としては甲乙つけがたいです。
木目調
こちらも遠くから見ると一見本物かと思うような実写のようなリアル感があります。サンゲツはアンティークペイント調のおしゃれなデザインも得意のようです。
厚さ、しなやかさの比較
次に、壁紙の厚さ、しなやかさを比較しました。厚さは施工のしやすさや、強度、耐久性に影響が出ます。今回、比較してみて分かったのですが、同じメーカーでも商品によってかなり差があります。なので、すべてがこうとは言いにくいのですが、今回入手したサンプルに限っていえば、サンゲツは丁寧なつくり、シンコールはしっかりつくり、リリカラはしなやかな作りに感じました。写真もそれが現れていると思います。といっても極端に違いがあるわけではないので、実用面ではこれが差が出るとは言えないと思われます。
手触りの比較(リアル感)
今回ピックアップした商品では、サンゲツの壁紙が凹凸がありリアル感にもこだわりを感じました。リリカラは見た目に反して実際に触ってみると、凹凸が少ないように感じました。全体的に手触りや凹凸感はサンゲツとシンコールの方が一枚上手と感じます。ただ、リアル感に関しては、見た目以上に商品に差が大きいです。ざらざらしたもの、すべすべした感じのもの、リアルさ再現しているもの、見た目だけでは判断は難しいですので、サンプルの重要性をあらためて感じました。
においの比較
3社とも同じホルマリン系の独特なにおいがあります。メーカーごとに微妙に違いもあります。
個人的にはシンコールのにおいが若干強いと感じました。ただ、家族にもかいでもらったところ、それぞれ感じ方が異なっており個人差が大きいのかもしれません。においに敏感な方は是非サンプルをもらって比較してみるとよいと思います。
ちなみに、しばらくかいでいたところ、においで頭痛がしてきました。通常使用では問題ない商品だとは思いますが、やはり、それなりの成分が使用されていることは理解しておくべきと感じました。
まとめ
今回比較してみて、メーカーごとに特徴があるということが分かりました。ただし、同じメーカーでも商品によってかなり差があるので、どのメーカーが優れているという判断は難しそうです。特に匂い、厚さ、手触りなど、カタログでは分からない部分も多いので、サンプルでの確認は非常に大切だと感じました。
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