勾配天井の掃除は大変？２階リビングの勾配天井の実例を紹介

こんにちは！

今回はコダテルから公開されていたお題「勾配天井の電気代は高い？掃除は大変？」のアンサー記事第２段、お掃除編です。

お題は平屋ということなので２建リビングとはちょっと条件が異なりますが、どこかヒントになればと思います。それでは、ごゆっくり見ていってください。

コダテルからのお題

「勾配天井の電気代は高い？お掃除は大変？」

現在、HMの方と間取りの打ち合わせ真っ最中です。LDK20畳、32坪の平屋を検討しており私としてはLDKに勾配天井を採用したいと思っているのですが冷暖房が効きにくく電気代がグッと上がりますし掃除がなかなか大変ですよと言われ躊躇しています。是非、勾配天井を採用した方の電気代事情、お掃除事情をお聞かせ頂けたらと思います。

コダテル公式ツイッターより

【家づくり相談室「コタエル」へ質問が届きました！】
質問者： みみおさん
現在、HMの方と間取りの打ち合わせ真っ最中です。LDK20畳、32坪の平屋を検討しており私としてはLDKに勾配天井を採用したいと思っているのですが冷暖房が効きにくく電気代がグッと上がりますし掃除がなかなか大変ですよと言わ

— 施主ブロガーによる【戸建てブログ】コダテル公式 (@kodate_ru) June 30, 2022

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勾配天井のお掃除は大変？

結論から先に言いますと、

あんまり掃除してない……

５年住んで率直な感想です。

住みはじめた頃は掃除していた

いや、最初は掃除していたんですよ。

それこそ、

↓こういうのとか

↓こういうのとか買って

張り切って掃除しようとしたものです。

というわけで、結論としては勾配天井の掃除は頻繁にしなくなるのでそこまで大変ではない・・・

で追われるわけがない・・・というわけで、イイ機会なので、勾配天井を掃除しながらどれくらい大変かレポートしていきたいと思います。

勾配天井の掃除場所

そもそも、勾配天井の掃除場所にはどんなものがあるか天井を見回しながら洗い出してみました。（我が家にはついていないものもあります）

こんなところでしょうか。

我が家の対策

確かに、勾配天井は一番高いところで４ｍ以上あるので、ハシゴを使って命がけの掃除になってしまう可能性があります。

そこで我が家が取った対策があります、それは・・・・

梁より上には何も設置しない（窓以外）

でした。正直これはかなり悩みました。

シーリングファンをあきらめたり、照明も選択肢が限られたりとデメリットもありました。ホンキで昇降機能を検討したこともありましたが、コストやメンテナンスのことを考えて不採用となりました。

その結果、我が家の勾配天井の掃除場所は「梁」と「窓」の２箇所ということに。

勾配天井の窓の掃除

窓の掃除はちょっと大変です。ハシゴを壁にかける必要があります。

というわけで、こちらがどこのご家庭にも一台はある脚立！（ない？）

高さ１１０ｃｍでギリギリコンパクトサイズです。

これを伸ばしてハシゴにするとこんな感じになります。念のため、脚立には使用上の注意がありますので専門サイトの引用をはっておきます。

【 脚立の安全な使い方】
開き止め金具を確実にロックしてください。

 脚立の上で作業する時は、天板を含め上から3段目(210cmタイプ以下は2段目)以下の踏ざんに乗り、天板や踏ざんに身体を当て、安定させた状態で作業してください。

 【はしご状態での使い方】
はしご兼用脚立の場合、はしご使用時の立て掛け角度は75度。必ず大人の補助者が支えてください。

長谷川工業のホームページより

というわけで、ギリギリまで使うことはできませんので、１１０ｃｍタイプの脚立では窓の上の方まで掃除することは１００％不可能です。なにとぞご了承ください。

勾配天井の窓枠

というわけで、早速登ってみましょう！

登頂！

やっぱり小虫の死骸が結構あります。巨大系昆虫はいなくて一安心。でも、掃除してないわりには、ほこりはたまっていないかも。意外と上の方はほこりがたまらないのでしょうか？そんなわけないですよね。不思議。

ガンガン、ハンディ掃除機で吸いまくっていきます。ちょっと油のベタつきがありますね。焼肉の時の油でしょう。

油のベトつきは、油よごれ用のウェットティッシュで拭き取りたいと思います。マジックリンとか落とすと危ないのでできるだけ安全な方法で＾＾；

ごしごし・・・ごしごし・・・ん・・・意外としぶとい。結構しっかり目に拭き取っています。

サッシ枠も油とホコリの汚れが付着していました。すみずみまできれいに拭き取りました。（しかし～高い＞＜）

まぁ、これくらいは汚れてますよね。

下枠だけなら今回のハシゴでも問題なく掃除できたのでそこまで大変ではありませんでしたが、窓全体の枠を掃除しようと思うと、難易度は一気にアップすると思いました。

窓も手が届く範囲で掃除してみます（めっちゃいい天気や～）

うすいホコリが全体に付着している感じです。濡れた雑巾で窓を拭くと乾拭きしないといけないので今回は簡単に拭いて終わりにしておきます。

これくらいの汚れなら伸縮タイプのモップとかでもいいかもしれません。

梁の掃除

梁はこんな感じであまりホコリはたまっていませんでした。

我が家の場合はペットの猫が歩くのでホコリを撒き散らしているのかもしれません。本当ならもっとたまると思うのですが。

梁も簡易的な掃除なら、↑の伸縮モップや、使い古しのTシャツやタオルを連結して上から引っ掛けて掃除する手もあります。目視でがっつり掃除するなら大きめの脚立が必要なのでちょっと大掛かりになってしまいますね。

というわけで、チェックを兼ねたお掃除はこれにて完了！

虫が侵入すると大変

掃除とは直接は関係ありませんが、勾配天井は飛び回る系の虫が入ってこられると非常にやっかいです。天井に止まられると虫あみも届かないので手の打ちようがありません。

天井にひっついたまま亡骸になったこともがありますが、そういう時は長い棒を持ってきて除去するなど対策が必要です。

虫に限らず、勾配天井は天井の掃除やメンテナンスは素人レベルでは困難なものがあるので、極力天井はメンテナンスフリーにしておくことが吉だと感じています。

結論：掃除が大変という理由だけで勾配天井をやめるのはもったいない

レポートのとおり、勾配天井の掃除はしっかりしようとすると脚立やハシゴが必要になるので、その分どうしても大変になります。

ただ、それで勾配天井をやめるのは、もったいないかな～というのが本音です。

前回の電気代と同じですが、勾配天井には日常空間を一変させてくれるメリットがあります。付けないで後から後悔するほど悲しいことはありません。

勾配天井を付けないで後から後悔しないか？というのが一番大事で、その後に掃除する場所をできるだけ減らせるか？がポイントになってくると思いました。理想と現実のちょうど良い妥協点を探せると良いですね！

あと、ホコリと一緒に油が付着しているのがやっかいだと思いました。やっぱり、定期的に掃除しないとだめですね＾＾；

以上、勾配天井のお掃除についてご紹介してきました。この記事が少しでも何かの参考になれば幸いです。それではまた！