売主さんの承諾をもって、早速、建築士さんと打ち合わせ。
急な申し出にも関わらず、予定を調整してもらい、朝の9時から。
初めての一級建築士事務所訪問
今回の建築士さんの事務所はちょっと遠くにあります。
車で40分ほどかかります。
事務所は住宅街の中にひっそりとありました。
一級建築士事務所なんて緊張しますよ。
はたしてどうなることやら。
こんにちは。お久しぶりです。
お久しぶりです~。
いろいろとよろしくお願いします。
そうなんです。会うのは1年ぶりくらいでしょか。以前、見学会におじゃましたことがありました。その時はまさか一級建築士事務所なんて絶対手の届かない存在と思っていましたが。その時の記事はこちら↓
事務所は1階の6畳ほどのスペースでした。
建築士さんの作業スペースに打ち合わせテーブルと椅子が置いてあるという感じ。
一級建築士事務所というと、もっと大きくてスタッフがいて、というのを想像していましたが、この建築士さんはすべてお一人でされているということでした。
ホームページにセルフビルドと書いてありましたが、なるほど、壁や天井がDIYされている様子。
聞くと大工さんと一緒にやったらしい。
んーーー、さすが今までの建築会社とはひと味もふた味も違う。
さすがの一級建築士事務所
テーブルに座り、最初に建築士さんの紹介と今までの実績を見せてくれました。
外観がおしゃれなんですよね。
デザインのセンスも高い建築士さんです。
断熱や省エネ、使っている木にもこだわりがあること、細かな注文ができること、建具や水回りのメーカーなどはどこでも自由に選ぶことができるということでした。ネット通販が安いので施主支給も全然問題ないと。
今までのハウスメーカーでは規格住宅ベースだったので、どれをベースにするかという話から入りましたが、一級建築士事務所の場合は、0ベースで作っていくという感じを受けました。完成イメージが想像できないのと、金額がいくらになるのか不安はありましたが、希望通りの家は作ってもらえそうな心強さを感じます。
また、こちらの一級建築士事務所は分離発注システムを採用しています。
見積りを建築士さんが何社かに依頼して、その中から施主が直接契約をするという形です。
施主がすべての業者と契約するのでめんどうな部分もあるのですが、原価が見えるというメリットがあります。
ゼロキューブの資料を見ながら今までの経緯を説明
解約になったゼロキューブの見積りを見てもらいながら話をしたのですが、最初の見積りはそれなりに安いのですが、規格以外の追加の金額が高いとおっしゃっていました。
たとえば、ロフトやバルコニー。見積りでは広がった分坪単価で計算されていることが判明。
- 6畳のロフト=35万*2坪=70万円
- 6畳のバルコニー=35万*2坪=70万円
- 合計=140万円
建築士さんから見ると、これは異常だということで・・・。
ロフトなんかは大工さんがすぐにやってくれますよーと。予算も20万くらいからと。
うーん、やはりそういうことだったんか。
プロデュース料がかかります
家自体を原価で作る代わりに、建築士さんにはプロデュース料というものを支払います。
その額は約250万円。自動車1台分くらい。
といっても、今までの建築会社でも「設計監理料」や「現場監督料等」といった名目は計上されていました。
分離発注は中間マージンを取らない仕組みなので、これが本来の建築会社に入る価格ということになります。
でも、そう考えると、家1件を1年位かけて建てても、建築会社側の利益ってこの程度ってこと?
建物の原価と土地代でほとんどです。
そうなると、人件費も広告費も考えると、それなりの件数を建てないと経営は大変ということか。
以外に大変な世界なのかもしれません・・・。
建築指導課に行くことに!?
今後の流れを話していく際に、問題の建築審査会の話になりました。
明日一緒に建築指導課に行きましょう!
一緒がいいんですか?
権利関係があるので、一緒に行ったほうが話が早いです
というわけで、明日、昼一で建築指導課に行くことになりました。
初めて建築指導課なんて言葉が出たので驚きましたが、このスピード感はんぱじゃないです。
ゼロキューブの建築会社の営業マンなんて9ヶ月かかってもそこにさえ到達できませんでしたから。
あとがき
優しくて物腰が低い建築士さんですが、流石プロフェッショナル。
段取りや優先度が的確です。
土地の知識も豊富で話が速いです。
(いや、まだ油断はできないか?営業マンも契約前は神速だった気がする)
さて、不動産屋社長に連絡しましょうかね。
コメント