「ローコストハウス5年目検証」は、ローコストハウスを建てて5年目の視点から実際のところどうだったか振り返る検証シリーズです。今回は、第2段「ローコストハウスはサイコロ状が安い?」について、実際に我が家の実例を交えてご紹介します。
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この記事は、我が家のバイブル「500万円で家を建てる!」を一部参考にさせていただいています。書籍の紹介記事はこちら↓
ローコストハウスはサイコロ状が安い?
ローコストハウスは基本的に総二階建て
こちらは、我が家の間取りですが、ご覧の通り「総二階建て」となっています。
総二階建てが安いというのは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。実際に我が家もローコストハウス系のハウスメーカーで間取りを作ってもらった時は総二階建てでしたし、そのうちいくつかはサイコロ状でした。
これは、我が家を建てた建築士さんも言っていたので真実なのでしょう。
ただ、これには条件がありまして、1階と2階の面積がほぼ同じ・・・ということです。
総二階建ては安いのですが、当然、2階が狭ければ狭いほど材料代は安くなります。
なので、微妙に2階が小さい程度なら総二階建ての方が安いというのが正確な言い方なのではないかと思います。
ちなみに、1階より2階が大きいのは問題外に高くなるみたいですので、やめておきましょう。
サイコロ状の家は必ず安い・・・という訳でもない
「安い家=サイコロ状」というのは、ローコストハウス業界の常識ですが、我が家の間取り、サイコロ状じゃないです。言っておきながら完全に矛盾しています。
これには非常にシンプルな答えがありまして、そう「予算が足りなかった」んです。
ここを追加してサイコロ状にするより今のほうが安いですか?
ですね
実査に聞いてみたことがありましたが予算ギリギリだったのもあり一蹴されました。
サイコロ状は確かに安いんですけど、坪単価の方がインパクトは大きいということですね。
吹き抜けは安い
坪単価の話で、吹き抜けは坪単価に含まないとか、坪単価は安くなるとかいう話を聞きます。
ということは、少しぐらい欠けるくらいなら吹き抜けを作ってサイコロ状にしてもそんなに変わらないケースもあるかもしれません。
なぜ我が家がそうしなかったか?
はい、後から気がついたからです。あの時は本当に時間がなくてなぜかそういう思考になりませんでした。
吹き抜けを有効的に使えば、もしかしたら思っていたより安くサイコロ状にできていたのかもしれませんね。
今度建築士さんに会ったら聞いてみよう~
そこまで差額が出ないならサイコロ状にこだわりすぎないほうが良いのかも
実は、当初はゼロキューブだったのもあり凸凹のない立方体に収まるように間取りを考えていました。(外壁は変えれませんでしたが間取りは変えられた)
しかし、思い通りの間取りにしようとするとどうしても無理が生じて苦しさを感じていました。
一転、建築士事務所に変わって自由な設計が可能になると、両足につながれていた鎖が外れたような身軽さを感じました。
そう、同じ面積なら、総二階建てでサイコロ状が一番安くなるのは事実なのですが、ずっと暮らす家なので多少の差額なら必要な広さや間取りを優先して多少変形させるのも検討して良いのではないかと思うようになりました。
通常は坪単価で計算されるハウスメーカーがーほとんどだと思いますが、吹き抜けや形状によっては差額が変わってくる可能性もあるので、いろんなパターンで見積もりを出してもらってからでも遅くないと思います。
まとめ
以上、サイコロ状の家は本当に安いか?について我が家の実体験にもとづいて振り返ってみました。
以上、参考になれば幸いです。それではまた。
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