2016/04/13
着工22日目(3/23着工)。上棟も終わり、大工さんによるダイライト貼りがものすごい速さで進んでいます。
上棟の記事はこちら↓
ダイライトとは?
ダイライトとは、大建工業が開発した耐力壁のことです。耐力壁とは、地震や風による水平方向の力に抵抗する能力を持った壁のことで、筋交いや2×4の構造用合板などのボード類によって構成されます。このボード類のひとつがダイライトということです。つまり、ダイライトは板でありながら筋交いと同じような役割も果たすというスーパーな板ということです。
ダイライトのメリット
ダイライトのメリットは、通常の構造用合板に比べて、耐震力、透湿性、白アリに強い、火に強い、接着剤を使わない(シックハウス対策に効果がある)という点が挙げられます。
ダイライトのデメリット
デメリットは、その価格。採用するとなると、何十万円単位の追加が必要となってきます。
我が家がダイライトを採用した理由
では、なぜ、我が家がこの価格のデメリットを理解したうえでも採用したかといいますと、
その透湿性です。
なぜ透湿性が必要かというと、今回断熱材にアイシネンという発泡性の断熱材を使いたかったためです。アイシネンも透湿性能があるため、これを生かすためアイシネンの下地となる外側の耐力壁にも透湿性のあるモノ・・・つまりダイライトを使いたかったというわけです。実際、ダイライトにアイシネンを吹き付けていくということです。
通常の構造用合板は透湿性がないため、せっかくのアイシネンの透湿性を遮断してしまいます。遮断されると、壁の中の結露対策を考えないといけなくなります。
アイシネンについては↓こちら記事で書いています。
我が家は、吹き抜けのある2階リビングなので、屋根断熱にアイシネンをどうしても使いたかったので、
アイシネンを使うなら、ダイライトも採用してほしい
ということになったのでした。ダイライトを使ったおかげで耐震力アップとともに、筋交いが減り、窓やコンセントなどの自由さも広がるというメリットもあるとのことです。
問題は、アイシネンもダイライトもローコストハウスでは普通使えない高級材料なんですよね~>-<
これが高級ボードダイライト
そういうことを考えながら実際に実物を見て、こういうことだったのか・・・とひとり感慨深く作業を眺めていました。
ダイライトが貼られたらいよいよ屋根と壁ができて家ですね。
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