前記事で、我が家のキッチンはスイージーにすでに決まったのですが、今回は我が家がウッドワンにこだわったかを書いておきたいと思います。
前回の記事はこちら↓
我が家の理想のキッチン
まず、我が家の理想のキッチンはこちらのような感じでした。
これを実現するために、たくさんのショールームを渡り歩いたわけですが、これを我が家の予算で実現するのはウッドワン一択だったのでした。そんな、ウッドワンを選んだ理由を紹介します。
1.ステンレスの天板のラインナップが充実している
最近は人工大理石の天板を選ばれる方がほとんどのようで、ハウスメーカーの営業マンもステンレスという言葉を口にしたら、驚かれたのを覚えています。
「え?ステンレスでいいんですか?」
みたいな・・・ただ、ステンレス天板というと、どうもこういうのを想像されているようです・・・
ドットがついているよくあるステンレス天板です。ちがうんです・・・これじゃないんです・・・わたしが欲しい天板はこんな感じ、
「ステンレス(ヘアライン仕上げまたはバイブレーション仕上げ)」角が直角になっている天板は、よりシャープでおしゃれに見えます。この天板が意外とレアなんです。どのメーカーにいってもまずドットが基本です^^;あったと思ったら、2ランクくらい上のシリーズで手が届かなかったり・・・。ステンレスキッチンといえばクリナップでさえも、同じような感じです。
それが!ウッドワンのショールームにいったとたん衝撃を受けることになります。ステンレス鉄板のこれらが、普通の普及クラスから選べるんですから・・・おそらく、世の中の方々が求められているデザインは、現在の超大手メーカーのデザインなのだと思います。小数派のデザインはロットも少なく安く提供できなくなるという理屈も分かる気がします。
2.木製パネルが普及クラスから選べる
キッチンをショールームに見に行かれた方なら分かると思います。パネルのデザインや、品質、手触りによってグレードが上がっていくんですね。その上がり方がえげつがなく、10万、20万と簡単に上がっていきます。リアルな木製パネルなんて本当にやばい金額になります。
ところがウッドワンの場合・・・
スイージーを選ぶと基本は木製パネルとなります。この価格帯で木製パネルが選べるなんて、もはやあり得ないのです。わけがわからないのです!木製パネルの材質やメンテナンス性には賛否両論あるのですが、木製パネルにしたいのなら、ウッドワンはかなり大きな選択肢となるわけです。
※ちなみに、ウッドワンにも廉価クラスの偽木製パネルのシリーズがあります。そちらはスイージーよりも安い設定となっています。
3.一応ショールームが地方にもある大手メーカー
家を選ぶにあたり大きなポイントをしめるキッチン。何十年と使うわけですから、サポートやメンテナス力、保証などは重要です。おしゃれな高級キッチンメーカーは大都市にしかなかったりするのですが、ウッドワンは一応日本全国の地方にもショールームを展開しています。(すべてではないですが)
超大手のキッチンメーカーのサポート力には叶わないかもしれませんが、拠点が近くにあるのであればそのへんは安心材料です。
ウッドワンのスタッフさんは私服で、接客もカジュアルな感じです。他の超大手メーカーに比べるとそのへんはゆるそうに思いますが、逆にそれが型にとらわれないウッドワンらしく、好感がもてたりもします。
4.スイージーのカスタマイズ力がはんぱない
どんなショールームに行っても、キッチンのカタログは分厚いサッシのようなものが渡されるかと思います。いろいろなオプションや色があって悩まれたかと思います。ただ、ウッドワンの場合、そんなレベルではありません。取っ手ひとつとってもかなり多いです。
収納庫のレイアウトもかなりの種類から組み合わせが可能です。そして、なにより嬉しいのは、簡素なレイアウトにすればするほど安くなっていきます。
たとえば、引き出しを扉にしたり、収納自体をなくしたり、ここまでできるメーカーは他にないと言ってもよいでしょう。(同じ価格帯で)
5.吊戸がおしゃれ、というか全部おしゃれ
こんなウッドワンですから、吊度だって木製パネルです。
さらには、フランス製のチェッカーガラスが入ったりして、好きな人には鼻血が出るほどテンションが上がるデザインではないでしょうか・・・たしかに、これ高いです。とっても高いのですが、実は他のメーカーでも吊戸って意外と高いです。下手すると、キッチン越えという場合も・・・吊戸は家具なので、家具屋さんで家具を買う感覚と似ています。
なので、どのメーカーでも高いのですが、その価格と見比べると、ウッドワンの吊戸の価格も許容できる範囲かもしれません。(わがやはそうでした)
ちなみに我が家は、すべてウッドワンの収納にするとかなり予算オーバーだったので、下の棚はパイン材の集成材板を大工さんに壁にとりつけてもらいました。(もちろん色はDIYペインティングです^^;)その上に、ウッドワンのチェッカーガラス付きの吊戸を付けることで、なんとか購入できる価格帯になったのでした。
6.施主支給できる
※ウッドワン以外もできるかもしれません。
たとえば、水栓金具が好きなメーカーがないので、施主支給したい・・・フードが高いので安いのを施主支給したい・・・コンロがこだわりのある商品がある・・・なんと、これがすべて可能です。そして、これがローコスト対策につながります。→これについては、こちらの記事で書きました。施主支給だからといって、割高になるといったこともありません。
7.意外と安い
営業マンもウッドワンは高いですからね~が口癖でした。原価を見せてもらうと、確かにウッドワンのスイージーは、定価の3~4割引きくらいでしたが、TOTOの普及クラスのキッチンは6~7割引となっていました。ただこのへんを安くする手がウッドワンにはあるので、だいぶ近づけることに成功しました。
そもそも、超大手メーカーのハイクラスのキッチンは、スイージーと同じか、それよりも高いと思います。
さいごに
こんな感じでウッドワンを選んだ理由を挙げてみました。誰か一人でも参考になれば幸いです。それでわまた!
2016/04/19
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