おしゃれなキッチンがある家に住みたい!!今回はサブウェイタイルDIYの最終回、サブウェイタイルの施工風景をお届けしたいと思います。ごゆっくり見ていってください。
前回の記事はこちら↓
サブウェイタイルを貼る場所
張る場所はこの部分。(現在はキッチンが設置されています)
タイルボンドを塗ってタイルを貼っていく
新聞紙やマスカーテープでしっかり養生が終わったらいよいよタイルDIYの開始です!
最初は要領が分からないので、おそるおそるタイルボンドを壁に塗って伸ばしていきました。タイルボンドは思ったより、伸びが良くきれいに塗れます。
ボンドはけちらずにしっかり塗った方が良いですね。ただ、塗りすぎると目地の隙間にはみ出てくるので注意が必要。加減が難しいです。ボンドヘラをつかってきれいに均等に塗れたら、上からタイルを貼っていきます。
あとは、タイルをきれいに、きれいに、几帳面にはっていくだけ・・・ガタガタや~
並行を常に意識しないと、気づくと斜めになってしまいます。1段ごとにミリ単位の微調整をしました。
目地の隙間の調整にはサシガネを使いました。サシガネの厚さがたまたま2mmだったのでラッキーでした。ただ、これを使ってもなぜかだんだん斜めになっていくんですよね^^;
だいぶ進んできました。慣れるとスピードも上がってきます、が油断は禁物です。水平もですが、表面の凸凹も常に平らになるようにトントンペタペタしながら進めていきます。
サブウェイタイルをカットする
ついにやってきました。一番の難所。タイルカット!!
まず、タイルカッターの使い方・・・分かります?音叉みたいな不思議な形。
動画を見て見よう見まねで試行錯誤を繰り返し10枚くらい失敗してようやく、タイルの傷の入れ方や、割る時の力加減が分かってきました。これはタイルカッターというよりは、タイルかち割りと呼んだ方が正しいと思います。
タイルカッターの使い方はこんな感じ。
その1.タイルの表面に切り込みを入れる
サイズを測ってカットする部分に切り込みを一直線に入れます。鉛筆や消しやすいペンで線を入れておいてもよいです。
ギギギギ…という感じでしっかり切り込みをいれていきます。切り込みが浅いと何回か引くことになりますが、その際、切り込みがずれて何カ所も入らないように注意が必要です。失敗して斜めに割れてしまいますので。
最初タイルカッターでタイルを少しずつ切っていくのかと思っていましたが、表面に傷をつけるのが精一杯。切り込みというより傷に近いです。ただ、この傷がまっすぐ割るのにとても大事になんですね~。
その2.タイルをタイルカッターで挟んでテコの原理で割る
タイルに線が入ったら、タイルを裏にしてタイルカッターで抑えます。その際、面積が狭い方の端を抑えた方が成功率が上がります。
切り込み部分に気を集中して ←ここ重要
「フンッ」と赤丸の部分に体重を一気に均等に乗せて下に抑え込みます。
パリッとまっすぐ割れたら成功です!
成功すると、感動するくらい静かにきれいに一直線に切れます。(割れます)
断面はこんな感じ。
これをパズルのように組み合わせて完成!
半日くらい放置ししっかり乾かします。もし、目地にボンドがはみ出て目地が深く入らなそうな部分があれば、乾く前にボンドをとっておいた方がよいです。乾くとボンドの除去は困難を極めます。
目地材を作る
ここまできたら後は目地を埋めるだけです。目地材を水と混ぜてここで作ります。目地材はそんなに量は必要ではないので洗面器や、捨ててもよいボウルなどがあると便利です。(こんな写真しか残ってない。。)
目地を埋めて仕上げ
これを目地に埋めていきます。
注意点としては、埋めたつもりが表面だけで奥まで入り込んでいないことがあります。多めに塗って押し付ける感じで埋めていくと良いと思います。
一通り埋め終わったら、水をしぼったスポンジで水拭きしていきます。気持ち良く目地が落ちていき、きれいになります。このままだと余分な目地が取り切れていない場合があるので、最後に指を水で濡らして目地を軽くなぞって余分な目地材を取り除いていくとよりきれいに仕上がります。これをすると、目地幅がひと回り細くなり引きしまった印象になります。
最後にウェスなどで拭き上げたら完成です!!
さっそく、フックを強力両面テープでつけてみました!(100均です)
カウンター部分にもタイルを貼りました。いいカンジ!
サブウェイタイルのおしゃれキッチンの完成です!
その他、大変だったところ
コーナーはかなりの難所でした。小さいパーツを組み合わせないといけませんでした。小さなパーツを作るのはタイルカッターは苦手です。(コーキングは家全体を業者が施工してくれた時にここもしてくれました)
コンセント部分も何度も失敗してようやく完成しました。細かい長方形のパーツがうまくつくれないんですよね~。
あと、建築士さんの助言で側面の上の部分に見切り板をつけることにしました。おかげで、施工もしやすかったですし、手入れのしやすさや、見た目も良くなったと思います。ちなみに、見切り板は自分たちで白ペンキで塗りました^m^
さいごに
というわけで、素人でもローコストでこんなにおしゃれなキッチンを作ることができました。正直、難易度がやや高めのDIYですが、慎重に丁寧にやればうまくいくと思います。もちろん、建築士さんや棟梁、コーキング屋さんにも感謝です。
ぜひサブウェイタイルDIYトライしてみてください!
2016/07/16
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