1,000万円ローコスト規格住宅ZERO- CUBE(ゼロキューブ)について感じたこと

ZERO-CUBE ゼロキューブの見学会にいってきたよ

我が家のおうちはZERO-CUBE(ゼロキューブ)!
ではなくなってしまいましたが、9ヶ月間本当にたくさんのZERO-CUBEの見学会に行ってきました。おそらく全国でもトップ10に入るのではないでしょうか。今回は、そこで実際に見て触って感じたことを、まとめてみたいと思います。(細かい仕様は、代理店によってかなり違いがあるようです。その点ご了承ください。)

目次

はじめに、ZERO-CUBEとは・・・

1,000万円(税抜き)~の箱型シンプルで、スタイリッシュなデザインが特徴な規格住宅です。
大分のベツダイという建築会社が企画開発しています。
実際の施工は、全国にフランチャイズ契約している代理店が行います。
ZERO-CUBEといえば、箱型シンプルなおうちですが、ベツダイはこれ以外にも北欧風やプロバンス風など、おしゃれなデザインのお家も各種ラインナップしています。

見学会で感じたこと

外観・外壁

毎回感じたのですが、近くで見ると迫力を感じます。下から見上げると、ドドーンという感じです。屋根に傾斜がないので、ビルのように見えるんですよね。外壁は1面がガルバニウム鋼版で、3面がサイディング。全面ガルバニウムにも、サイディングにもできるということでした。

建具全般(室内ドア、床)

建具はいくつかのローコスト住宅と比べて一番良いと感じました。私のエリアの代理店は、当初パナソニックのちょっとグレード良いものを使っており、表面が本物のウッディー感があったのです。これが家中に使われているので、家全体がとても良い質感に感じたんだと思います。ただ、その後パナソニックは他のメーカーに変わっちゃいました;;最後に詳しく書いておきます。

室内ドアのオプション

建具メーカーによってかなりバリエーションがことなりますが、色やデザインが数種類から選べました。室内ドアは1箇所だけガラス付きのおしゃれなドアが選べました。通常は、これがリビング用のドアになるんだと思います。引き戸にも変更が可能でした。ただ、1つ15,000円アップだそうで・・・。我が家はたくさん引き戸にしたかったので、見積りで結構上がってしまいました。これも、代理店によって違う可能性がありますので、要チェックです!

階段

階段は普通の階段でした。ただ、階段もパナソニックだったので、他のローコスト住宅と比べて質感が良かったです。建具と階段は同じメーカーになることが多いので現地で要チェックです!あと、繋ぎ目は笠木ジョイントキャップが付いていました。これは、ローコストハウスの場合はだいたい付いていましたが、個人的にはかなりマイナスポイントでした。→詳しくはこちら

他にも、アイアンのスケルトン階段など、おしゃれにしてくれるバリエーションがあるのはさすがですよね。35万アップで諦めましたが・・・。通常の階段の場合は、階段下が収納で使えます。

玄関

標準仕様はビニール床ですが、代理店が差額なしでタイルにグレードアップしてくれました。

ただ、あまり好みのデザインではなかったので、差額払ってでも、ここは好みのデザインに変えたいと感じました。

キッチン

タカラ、リクシル、トクラスから選べました。(これも代理店によって変わります)
基本は2550cmの人工大理石のキッチンで、エンボスドットのステンレス天板にも変更できました。驚いたのは、この代理店の場合、差額なしでウッドワンの無垢キッチンが選べました!ウッドワンは無垢の建材で有名なメーカーですが、ウッディーなカントリー風キッチンがお好みの方は一度見てしまうと、他のキッチンに戻れなくなってしまう可能性があるので注意です^^;ワンランク高い「ZERO CUBEの北欧シリーズ」には、ウッドワンが標準装備されていましたのでとても良心的な代理店だったと思います。

ウッドワンキッチン su-iji(スイージー)

我が家も、このウッドワンのキッチンに惹かれ、ZERO CUBEが有力候補になりました。他のローコストハウスメーカーでは、かなりの差額になるか、そもそも選べないことがほとんどでした。

トイレ

タンクが壁収納の中にあるタイプが仕様でした。タンクが見えないし、ちょっとした収納もあるのでいいですよね。のちのち調べたところ、こちらの商品結構良いお値段がしました。このへんは、ZERO CUBEがローコスト住宅でも、商品にもこだわりを持っている証だと思います。床は普通のクッションフロア。壁紙と同様いろいろ選べました。標準仕様では、2Fにトイレが無いので、追加している家が多かったです。

洗面所

スタイリッシュなよくある洗面台です。標準は90cmなのですが、代理店が選んだ標準は75cmでした。このへんはグレードダウン。ただ、個人的には75cmで十分だったのでそこは問題のないグレードダウンでした。その分収納が置けたり、窓を大きくしたりもできます。あと、後々気づいたのですが、洗濯パンがありませんでした。

風呂

1坪の標準的なユニットバスでした。基本的に水回りは、タカラ、リクシル、トクラスから選べました。(代理店によって変わります)別々のメーカーで選んでも良いということでしたが、すべて統一すると、無料で何かがおまけされるシステムでした^^;ちなみに、代理店は差額なしで浴室乾燥機つけてくれました。扉は折戸ですが、開き戸や引き戸にすると5万程度上がりました。窓の位置やサイズはある程度自由に変えれました。

ペアガラス+樹脂枠(室内側)の標準的な窓でした。窓は断熱の義務化で、仕様が大きく変わることがあるので要チェックですね!

→断熱のお話はこちら

標準ではYKKでしたが、代理店はリクシルを採用していました。(もはや、標準品はほとんどない印象^^;)差額を出せばいろいろ変更ができます。(代理店に要確認です)

収納

折戸の大きな収納が付いていました。これも、パナとウッドワンは良かったです。収納の中も壁紙が選べたのが面白かったです。いろんな家を見てきましたが、ミッキーマウスや水玉などなど、みなさん面白い壁紙で遊んでおられました。ちなみに、壁紙は、サンゲル、シンコール、リリカラが選べました。(代理店要確認)

施主支給

代理店によるかもしれませんが、結構できるということでした。ただし、標準仕様を外したからといって、その金額がまるまる安くなるわけではないようです。施主支給したほうが高くなるなら、ちょっと微妙ですが、それは規格住宅なのでしょうがない所ですね。

屋上

2軒ほど屋上があるZERO CUBEを見る機会がありました。周囲東西南北、家々の屋根を上から眺める光景は見下ろしているみたいで良い気分でした。ただ、下を見ると本当に高くて怖い・・・。高所恐怖症の方はご注意を。床がビニールで防水加工していますが、10年単位でメンテナンスがいるそうです。あと、建設地の高さ制限がある所ではひっかかる可能性があるとのことでした。そして+300万円・・・あきらめましたが、最後まで付けたかったです・・・。

+BOX

たくさんの方が+BOXをつけていました。+BOXとは、ZERO CUBEに6畳の部屋(収納付き)を追加できるアップグレードオプションです。2階部分をベランダにできたり、1Fにデッキを付けたりと、見た感じも、生活空間もかなり向上すると感じました。リビングとつながるので、1階の開放感と明るさがワンランクアップした印象がありました。畳の部屋がどこかに欲しいな~ってのは出てくるんですよね~。+200万円するので、ローコストと言えるか微妙になってしまいますが、やはり見てしまうと、付けたくなると思います。土地の広さの問題もありますね^^

屋根

些細な疑問ですが、屋根の掃除ってどうなるんだろう・・・と。陸屋根で平らになっているかと思っていましたが、そうじゃないようです。傾斜があって雨水が流れるということでした。パラペットという壁の延長みたいなもので、立方体に見えるようにデザインされています。パラペットを削って片流れ屋根に見せることもできるということでした。(※代理店に要確認)

付いていないもの

  • TVアンテナ
  • エアコン
  • 照明(リビング、キッチン、トイレ等一部は含まれている)
  • カーテン
  • 廻縁(まわりぶち)、天井の周囲にぐるっとある飾り
  • 庇(ひさし)
  • 防犯格子(お風呂とか、トイレの窓によくつけますね)
  • シャッター

仕様が代理店によって違う!?

これまで、「代理店に要確認」と書いてきましたが、ZERO CUBEの標準仕様はパンフレットに掲載されているのでは?って思いますよね。そこが、おもしろいところで、代理店によって多少差が出せるということでした。日本全国同じZERO CUBEが建つというわけではなさそうです。代理店が建築会社の場合、ZERO CUBE以外にも通常の住宅も請け負っている場合が多いです。今まで契約してきた住設メーカーや、卸業者がいるので、そのへんが関係しているのかもしれません。

我が家の場合、後半は「ハイブリッドZERO CUBE」みたいな感じになってました^^;一度、他県のZERO CUBEも見たことがありますが、そちらはほぼ標準仕様でした。なので、このへんは実際に見学会に行かれる際にパンフレットを事前に確認して、現地で営業マンに確認されることをおすすめします。差額なしでグレードアップされていれば、良心的な代理店の可能性が高いです。

建具メーカーが変わる!?グレードアップやオプションは?

ちなみに、我が家の代理店の場合、契約後にパナソニックから他のメーカーに点々と変更されていきました。パナソニック→アイカ→エイダイ→ウッドワンの順でだいたい2カ月間隔で変わっていきました。

営業マンに聞いたところ、卸業者との交渉の兼ね合いで一番良いものを選んでいるということでした。パナとウッドワンの建具は本当に良かったので、時期によって当たり外れがあるということになります。標準グレード以下になることはないと思いますが、時期によって、グレードに違いが出てくるのは、運に頼らざるを得ない部分になってきます。

他にも、差額を支払えば、パンフレットに掲載されていない商品にもグレードアップが可能でした。無垢の床のZERO CUBEもありましたよ。?00万アップとかでしたけどね・・・。

最後に

以上、思い出しながら書いてみました。これを1つずつ全部選んでいったわけですが、今思うとホントよく選んできたな~と思います。まだまだ、書ききれないことがいっぱいあるので、今後他の記事で詳しく書いていきたいと思います!長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!

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