2016/03/30
先におさらい・・・火災保険の住宅の構造は3つに分けられます。
・M構造・・・マンション構造(コンクリート造、耐火建築物の共同住宅)
・T構造・・・耐火構造(準耐火建築物、省令準耐火構造の木造住宅)
・H構造・・・非耐火構造(M、T以外)
・・・まさか、日本語の頭文字???
火災保険の保険料は、M < T < H の順になります。
燃えにくい方が保険料も安くなるという理論ですね。
前回、H構造の見積もりの高さに驚愕し
T構造の見積もりもいただく・・・。
26万2000円・・・
え?安い!?
前回から35万安くなっている!!!
いやいや
これぞ、ランディング効果。
最初の金額が基準になり、もはや安く感じる。ずるい!?
でも、年で2万6千円。
これなら、適正価格とも言えるかもしれません。
にしても半額以下って・・・。
そんなに変わるんですか。
ん?
でも、それって、火事になった場合に、
T構造だと全焼になる可能性が低い・・・ということでは・・・。
つまり、H構造だと全焼と査定されるところが、
T構造だと、中途半端に残ってしまい全焼じゃない(半焼)と
査定される可能性が高いという統計があるという・・・
命あってのことなので、それは、T構造に越したことはないのですが、
かといって、半焼で住めない(住みたくない)状態の場合
いっそのこと全焼と査定して欲しいと思うかもしれない・・・
火災保険が統計ベースとすれば、これが現実なのかも?
うーん、それはそれで微妙。
ちなみに、ZERO-CUBEの時は省令準耐火にするのに
30万円かかると言われていました。(工務店により異なる)
営業マンは、それでもやる価値はある!
とすごく自信満々に言っていたのを覚えています。
なるほど・・・お金持ちか、木にこだわる相当な覚悟でない限り、
ここで省令準耐火に変更したいと・・・いうお客さんが多いのかもしれませんね。
うちみたいに・・・
ごめんなさい、建築士さん。
でも、建築士さん的には省令準耐火そんなにはかからない・・・と。
まぁ、木製天井、きれいで大きな梁を使わなく済む分、材料代は安くなりますからね・・・。
これにより、若干計画が変更に発生します。
・木製の天井→廃止
・軒やサイディングも木製は基本NG(※耐火木製サイディングは除く)
・梁もむき出しはNG→石膏ボードで巻いて壁紙等
人工的な家とでもいいましょうか・・・。
良い意味で、燃えにくいよくある普通の家・・・。
でも、もう決めました。
我が家は省令準耐火にします!
許された材料であっても、アイデアと建材の徹底的な調査で
カバーできるはず!
あとは、どこの火災保険にはいるか・・・。
これまた、たくさんの保険会社があるわけです。
保険屋さんにもらった見積もりをベースに、
他の会社も見積もり貰ってみました。
ちなみに、今回は一括見積サイトを使いました。
その後、8社くらい見積もりがきましたが、大して変わらなかったので
結局は保険屋さんのおすすめにすることになりました・・・。
火災保険以外も相談したいですしね・・・
最後に、梁あらわし省令準耐火で検索していたところ
とても参考になるブログを発見しましたので、リンクさせていただきます。
デザインと機能性のある家
#省令準耐火構造とは?
http://seeds-archi.air-nifty.com/blog/2011/08/post-cdbc.html